ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

一本化

2010-10-22 17:00:26 | 時事(国内)
羽田空港があらためて国際空港になった。

都民や神奈川県の利用者は格段に便利になったはずだが、
森田健作率いる千葉県民にとってはそれほどおもしろい
話ではないかもしれない。

しかし、成田、羽田の争いなど本来どうでも良いのである。
「アジアのハブを目指す」などと大きなことまでは言わな
いが、せめて、日本人がソウルや香港経由で海外に出るのを
阻止する為に、ここは、地方からの便を羽田乗り継ぎで海外
へ出発できるよう、成田には涙を飲んでいただくのが一番
なのである。

そして、成田にはこの際、将来、飛躍的に躍進するであろう
LCC専用ターミナルとして激安発着料金で誘致すれば良いのだ。
アジアのハブは残念ながらもう無理だろう。すでにソウルや
バンコク、シンガポールには追いつけまい。ならばLCC専用
のアジアのハブを成田に作ってしまえば良いのである。

そして世界中のLCCにお声を掛け、飛んできて貰えば良いの
である。これまで発着枠の関係で新規就航が難しかった成田
に、こちらから安い料金で誘致すれば、そこそこ集まるに違
いない。

こういうのは、とにかくスピードが大事である。

そして、目指すはアジアのハブではなく、いかに多くの国から
飛んできてもらうかである。以前、バンコクの空港で出発便
のタイムテーブルを見ていると、マダガスカルやウクライナ、
カザフスタンにエチオピアなどマイナーな国からもフライトが
たくさんあることに驚かされたものである。

日本は曲がりなりにも世界第2位、いや、3位の経済大国な
なのである。それなのになぜ…である。

まぁ、貧しい国の人々には着てもらわんでも良い、という
ことかもしれないが、人が集まらないことには、老人大国
の日本は沈むばかりであろう。

少し先を見据えた、空港政策を期待したい。

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