ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

値上げ

2010-10-05 17:12:03 | 時事(国内)
そう言えば、10月からたばこが値上げされた。

1箱300円が400円以上にもなった。 価格を上げて喫煙者を減らし、
それによって本人はもちろん、周囲の人の健康も守る。表向きは
そういうことだと思うが、果たして本当だろうか…?

それにしても一気に100円以上の値上げは、喫煙者にとって痛いに
違いない。自民党時代は、たばこ税収入を守りたい財務省やたばこ
族議員の意向を受けて、たばこ価格は 低く抑えられてきた。今回、
表向きには健康を目的にした値上げが実現したのは、政権交代によ
る成果の一つといっていいだろう。

しかし、他人から強制的に健康を押し付けられるのも、ある意味
嫌なものである。そうでなくても、日本は長寿大国である。これ
以上国民を長生きさせて、老人大国を推し進めるもはいかがなも
のだろうか。財政再建の道をさらに厳しくするだけである。
働き盛りが病気になられては困るが、元気な老人が溢れる国とい
うのもあまり気持ちの良いものではないような気がする。

本人の喫煙が原因で肺がんなどの病気で亡くなる人は、1年に
13万人以上にのぼるという。 それとは別に、他人の煙を吸わされる
受動喫煙の被害では、因果関係がはっきりしている肺がんと虚血性
心疾患だけでも、毎年6800人が亡くなっているそうである。

そう考えると、値上げもしょうがないかもしれないな。





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