お家騒動で有名な京都の一澤帆布。
今度は四男が新たな店を出したそうだ。
老舗の鞄屋であった京都の「一澤帆布」先代の父と三男、四男が
経営してきたが 先代の死後、「三男夫婦に経営権をゆずる」と
いう第一遺言書「長男と四男に経営権をゆずる」という第二遺言
書とが出てきて裁判になった。
当初は第二遺言書が有効という判決がおり、三男は解任。長男と
四男が経営権を握る。三男は従来の職人と新ブランドを設立。
しかし2006年には、第一遺言書が有効と判決が逆転。長男、四男は
去って 三男夫妻が経営者に戻る。しかし三男は「一澤帆布」を再開
せず自分が立ち上げた「一澤信三郎帆布」を継続した。
そしてこの度、四男が自分のブランド「一澤」をオープンしたこと
で、一澤帆布、一澤信三郎帆布、一澤は同じ通りに面して200mの
間に並んでいるとのことである。
口さがないことにかけては1200年の歴史を誇る京都だが、
良くもまぁ、これだけ揉めるものである。
今までのこの騒動、父の死に乗じて経営に携わっていなかった
長男が「老舗」を乗っ取ろうとしたお家騒動、というニュアンス
で伝えられてきたことが多かった。確かに、長男の持ち出してきた
遺言書は偽物だったわけで、これがそもそも騒動の発端なのだが、
その後の兄弟らの行動を見ていると、一体、誰がまともなのか
わからなくなってくる。
「兄弟は他人の始まり…」とはよく言ったもので、確かにここの
兄弟らを見ていると、その通りだと頷かずにはいられない。
私もひとり兄がいるが、何の財産も無いうちなどは、このような
ことで揉める術も無いが、資産やお金のことで揉めるなどと考え
るだけで、うんざりしてくるものである。
あの世で先代が泣いている。

今度は四男が新たな店を出したそうだ。
老舗の鞄屋であった京都の「一澤帆布」先代の父と三男、四男が
経営してきたが 先代の死後、「三男夫婦に経営権をゆずる」と
いう第一遺言書「長男と四男に経営権をゆずる」という第二遺言
書とが出てきて裁判になった。
当初は第二遺言書が有効という判決がおり、三男は解任。長男と
四男が経営権を握る。三男は従来の職人と新ブランドを設立。
しかし2006年には、第一遺言書が有効と判決が逆転。長男、四男は
去って 三男夫妻が経営者に戻る。しかし三男は「一澤帆布」を再開
せず自分が立ち上げた「一澤信三郎帆布」を継続した。
そしてこの度、四男が自分のブランド「一澤」をオープンしたこと
で、一澤帆布、一澤信三郎帆布、一澤は同じ通りに面して200mの
間に並んでいるとのことである。
口さがないことにかけては1200年の歴史を誇る京都だが、
良くもまぁ、これだけ揉めるものである。
今までのこの騒動、父の死に乗じて経営に携わっていなかった
長男が「老舗」を乗っ取ろうとしたお家騒動、というニュアンス
で伝えられてきたことが多かった。確かに、長男の持ち出してきた
遺言書は偽物だったわけで、これがそもそも騒動の発端なのだが、
その後の兄弟らの行動を見ていると、一体、誰がまともなのか
わからなくなってくる。
「兄弟は他人の始まり…」とはよく言ったもので、確かにここの
兄弟らを見ていると、その通りだと頷かずにはいられない。
私もひとり兄がいるが、何の財産も無いうちなどは、このような
ことで揉める術も無いが、資産やお金のことで揉めるなどと考え
るだけで、うんざりしてくるものである。
あの世で先代が泣いている。
