goo blog サービス終了のお知らせ 

ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

パンダ

2008-05-17 18:37:14 | 時事(国内)
「やっぱりパンダなんかいらない」
石原都知事は16日の会見で「見たけりゃ、
ほかの動物園へ行けばいい」などと、改めて
「パンダ不要論」を展開したそうである。

中国嫌いの石原知事らしいが、ガラパゴス島を
訪問するなど希少動物には人一倍、関心を寄せているのに、
なぜかパンダにだけは何の思い入れもないのは不思議である。
また、石原知事は「都民に意識調査したら、金を払うなら
いらないというのが97%だった」というデータをあげ、
民意だとも言っている。ほんとうなのか?

しかし何だかんだ言っても、上野動物園のメインは、やはり
今も昔もパンダであろう。現在、日本にいるパンダは、神戸市
立王子動物園の2頭と、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドの
6頭の計8頭だそうで、いずれも関西圏にある。
従って関東の子供たちは、なかなか見れないことになる。

私などは子供の頃、上野動物園からさほど遠くないところに
住んでいたので、しばしばパンダを見に行った記憶がある。
あの頃のパンダは今以上に人気もので、いつも混んでいた。
時には1時間待ちなんてことも…。
それでも、パンダは子供たちにとって上野動物園での一番の
楽しみであったのは当時も今も同じであろう。

石原くんはそのあたりの、子供の気持ちを果たして
理解しているのだろうか?この際、中国に対する
個人的感情は棚上げして置いていただいて、つべこべ言わずに
借りるべきである。年間1億円は高いというのであれば、あなたが作った、
ずさんな経営で有名な銀行から融資してあげればいいではないか。
これまでのいいかげんな融資と比べたら、はるかにマシな融資となろう。

石原くんには、もういい年なのだから、少しは丸くなっていただきたい。
公人なのに私的感情を表に出しすぎである。それがウリなのかもしれないが、
もう、あきあきである。

話しがズレたが、上野動物園のパンダは関東圏以北のエリア住む
子供たちにとって絶対に必要である。あなたの一存で、決められては
困るのである。

おそらく、人の言うことを素直に聞く耳を持っていないだろう、石原くんは
小さな孫でもいれば、そのお孫さんから言ってもらうしかなかろう。

とにかく、上野動物園にパンダが来ることを祈るばかりである。


コメント