朝晩は冷え込むも日中は暑いくらい 旧暦9月大28日 明日立冬
所用で京都に行き予てから観たいと思っていた狩野永徳展に。
ネットでは昼間120分待ちとあり閉館近くを狙って4時40分頃に行くも、待ち時間30分の予告、日暮で寒い風が吹く中を列をつくって20分待って漸く入れた。大勢の人でゆっくり鑑賞できない。
「唐獅子図屏風」「老松図屏風」などなど迫力ある雄渾なタッチに流石、永徳と素晴らしさに堪能した。
有名な「洛中洛外図屏風」は人が重なってなかなか動かない。
閉館の6時丁度に観終わる。外は真っ暗で寒い。
京都国立博物館正門入った所から 18:06



打上川治水緑地もカエデの紅葉が始まる。朝晩の冷え込み厳しくなり愈々冬の足音が聞こえてきた。



贔屓にしている〝林家染弥・独演会〟が難波のワッハ上方で開催され5F大ホールは満員の盛況。
たかが落語されど落語、数百年の歴史をもつ話芸、語り口にしてもトチルことなく、「えー、えー」なんて言葉も出てこなく立て板に水。流石その道のプロ。 また、出てくる言葉にも学ぶことが多い。

さて、出し物は「時うどん」「おごろもち盗人」「辻占茶屋」、特別ゲストの月亭八方「楽屋噺」、弟弟子の林家染太「手水まわし」
*「時うどん」では昔の時刻の呼称が出てくるし、「おごろもち盗人」のおごろもちとは「もぐら」のこと、手水などは今では死語、相当の年配の人でなければ分らないのではなかろうか。
約2時間を笑いで楽しく過ごせて精神的保養になった。
会の前に難波パークスを今春2期工事が終わって初めて訪れる。
早くもクリスマスの準備が始まっており何故かあわただしさを感じさせる頃となった。



今日は白秋忌 『帰去来の詩碑に雲行く白秋忌 森 多枝』
年配の女性、犬を散歩させているのかとよく見るとイタチに似た動物、尋ねると「フェレット」と言ってイタチ科の愛玩動物とのこと。
当市で二、三人くらい飼育していると言う。
珍しい動物を飼っている人は今では珍しくないが、飼っている動物が逃げ出したり、飼育している人が飽きたり、手に余るようになって捨てたりして屡々物議をかもしているのはご案内の通り。飼育するのなら最後まで面倒をみて欲しい。
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