風強く頗る寒い
映画「ちいさな独裁者」をシネリーブル梅田(梅田スカイビル・タワーイースト )で鑑賞
寒さから逃れて暖かく快適、小劇場で屡々優れた作品が上映される、観客もそこそこの入り。
[梗 概]
ナチス・ドイツの敗色が濃厚となっていた第二次世界大戦末期の1945年4月、隊を脱走した空軍上等兵ヘロルトは、憲兵隊に追われてさまよっていた。追っ手から逃れた彼は、打ち捨てられた軍用車両の中をあさっている際に空軍将校(降下猟兵大尉)の軍服一式を発見した。ヘロルトは軽い気持ちでこの軍服を身にまとってみたが、彼を本物の将校と信じた遊兵フライタークから指揮下に入れるよう頼まれ、このまま将校になりすますことを思いつく。
ヘロルトは将校の軍服の威光と言葉巧みなウソによって、道中出会った兵士たちを服従させ指揮下へ収めることに成功し、"ヘロルト戦闘団"のリーダーとなった。彼が主張する「ヒトラーの特使」との偽装を周囲の人々は真に受け、道中に受けた検問でも正体は暴かれなかった。ヘロルトは次第に傲慢な振る舞いをエスカレートさせ、地元の突撃隊幹部から脱走兵収容所の指揮官を任されると、規律維持を名目とした大量殺戮を行う。収容所が空襲を受けて壊滅した後もヘロルトの暴走は止まらず、彼は即決裁判所を自称して、行き会った人々のみならず、自らの部下さえも次々に処刑し続ける。(ウイキペディアより)
戦後イギリスで逮捕され死刑となる。実話を映画化した。
[余 談]
何時ぞや某映画解説者のタレントが映画館でのマナーについて語っていたが座席の前を通る時会釈せずに通る人が多いと。所が今日我が前を通った中年男性は手をかざしながら声を出して会釈して通った。
また同じようなことだが細道で自転車などで行き違いに待ってやっても素知らぬ顔して通り過ぎる者が多い、日本人の美徳とされた〝拳腰浮かし〟〝肩すかし〟〝傘傾げ〟の作法は衰退しつつあり寂しく思う。
↑館 内 掲 示
↑館内4Fより下を覗く 上の広場はグランフロント西
↑グランフロント西の広場では木下サーカスがかかっている
↓大阪駅ビル「時空の広場」寒風強く人影まばら 索漠としている