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再びの〝理屈と膏薬〟

2015-06-23 21:03:50 | 社会事象

一時 旧暦5月大8日 
  今日は奇しくも〝沖縄慰霊の日
 政府与党は戦争への準備を国民の目をごまかしながら着々と進めているが、もし紛争に巻き込まれたら今の自衛隊の兵力ではとても足りない、少子化の中志願隊員が不足すると色々理屈をつけて徴兵を憲法違反ではないとして適法化し若者を戦場へ駆り出すことになる。
 あるいは早晩、兵士を必要としない戦争形態に変わっていているかも知れないが、何時ものように無辜の庶民は物凄い悲惨な被害者となるであろう。戦場に行かない権力者は涼しい顔をして後方で煽り、戦争を始める。
 先日文部科学相は大学に対し国旗、国歌は「長年の慣行により国民の間に定着している・・・」として補助金を暗黙の人質にして君が代の斉唱と日の丸掲揚を押し付けようとしている。
 国民の間に定着してるとは全くのでたらめである。確かに政府の息のかかる機関では君が代の斉唱と日の丸掲揚が行われているが、一般には全く普及定着していない、それが証拠に元日や祝日に日の丸掲揚を殆ど見かけない、戦時中は各家庭ではどこでも日の丸掲揚がみられた。これはそうしなければ非国民扱いされたからで時の権力は誠に上手に民心を誘導したのである。こんな姑息なやりかたで、またじわじわと国民を思う方向に誘導する。
 官房長官が「安保法案は合憲」とする政府の御用学者の名前を3名挙げたが、95パーセントの憲法学者は違憲と言っているし何より国民の大多数はこれらの法案に反対している。そんな現実に聞く耳なし。


 

       
      戦争になればこんな活花を楽しむこともできない荒んだ世の中になる

コメント
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