午後から蒸暑い 旧暦4月小29日
〝理屈と膏薬はどこへでもつく〟〝盗人にも三分の理〟
「何れも、どんなに筋の通らないことでも、その気になれば理屈はつけられるものだということ」
最近の政府与党の法案審議を見ていると将に、この諺そのものである。
法律は学者が決めるのではない、政治家(政治家は残念ながら今の日本には殆どいない)が決めると言うが傲慢極まりない。国民の負託を受けて国会で立法するものであり国民が決めるものだ。
政治をやる人間は国民の信託を受けて行うもので国民の公僕(召使)である。そのことを忘れ国民の多くの意思を無視して強行しようとしている、所謂独裁政治だ。
政府与党は多数を力に何が何でもごり押ししようとしているが、その基盤は国民の大多数の支持があっての議席ではない。
更に言うと我国は三権分立の民主主義国家ではない、形はそうかも知れないが、行政権が他の二権を支配している、裁判官は内閣の思惑で決まる、最高裁の判事になりたければ首相や時の政府要人の「髭の塵を払う」ことをしなければ無理である。
活花でも見ながら少し気分転換しようかナ