一時 旧暦閏7月小6日
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に続きますように!!!
再び《靖 国》を問う
毎日新聞 2006年8月27日(日曜日) みんなの広場より
「靖国の妻の私は こう思う」 元医師 橋本 俊子 91歳 (兵庫県尼崎市)
夫と弟は場所と時は違うが、フィリピンで戦死した。夫の親友はビル
マで戦死した。
戦死者たちは靖国神社でいろいろ話し合っているだろう。「戦争さえ
なかったらなー」と、残してきた妻や子や親を見ているだろう。
靖国神社の祭神たちが、心穏やかに過ごしているところへ、A級戦
犯14人が入って来たのは1978年の10月のことであった。「ああ嫌
なやつが来た」「どうして来たんだ」と皆が思ったに違いない。「空襲や
沖縄の惨状を知りながら、竹やりを持たせて1億総玉砕を叫んだやつ
らだ。出ていってくれ」と戦死者たちは叫んでいるに違いない。
純粋な気持ちで戦場に行き、死んだ彼らと、相手の国力を理解せず、
己を過信して戦争に突入した男たちとは全く異質のものである。戦犯
も居心地が悪かろう。
「戦死でない戦犯の合祀を外してほしい、靖国神社を元の平穏な状
態に戻してほしい」と彼らは言っているだろう、と靖国の妻の一人であ
る私は思う。
[この人は夫を戦地で亡くしてから医学の道に進まれた人だと何処か
の記事で見たように記憶している]