気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

1月発行の新切手は凹版印刷も!

2017-01-30 15:55:35 | 郵趣と切手
 日本郵便から1月に発行された3件の切手をご紹介します。
 その中には注目すべき切手が含まれていますが、まず一般的に郵便局の窓口で販売された切手からのご紹介です。

 新年早々1月6日に「日本の建築シリーズ第2集(第1集は1年前です)が82円切手2種類で発行されました。下図のように、「教王護国寺五重塔」(京都)と「東京タワー」がデザインされています。グラビア5色と凹版1色で印刷されています(このことの関連事項を後段でご説明します)。

          
           (左:「教王護国寺五重塔」と右:「東京タワー」)

 続いて1月10日に「和の文様シリーズ」として52円切手10種と82円切手10種がシール式シート切手で発行されました。題材についてはあまり聞きなれないですが、52円切手は、松文様、柘榴文様、六瓢箪文様などで、82円切手は、牡丹文様に花づくし、唐花文様や葵文様などです。

             
                 (左:52円切手右:82円切手)

 3件目は1月19日に発行された第8回アジア冬季競技大会(2/19-26に札幌市と帯広市で開催)の記念切手で、スキー、スケートなどイラスト化された5種類(シートは2組の10枚)が描かれています。



 以上が1月発行の3件27種の新切手でした。

 なお、前段でもご説明をしましたが、最初にご紹介した「日本の建築シリーズ」切手には特別に印刷された切手帳(上の小画像でご紹介)が発行されました。
 この中には画像でご覧のように、「教王護国寺五重塔」と「東京タワー」の同デザイン切手を凹版単色刷り8種類で構成された10枚シートの切手が2シート含まれています。
 下図がそのシートの中から8種(色違い)をピックアップしたものです。凹版印刷ですから出来栄えは素晴らしくマニアなら当然ほしくなる切手ですが、この凹版切手は指定された郵便局のみで販売されるか東京への通信販売で申し込まないと購入できませんでした。しかも切手(シート)だけでは販売されなく、切手帳(1冊2,500円)を購入しないと入手できない仕組みになっていました。
   
                 (色違い8種の凹版切手)

 そのうち凹版の技法がわかるように2種を更にアップしてみました。

        
   (よく見ると凹版印刷は細かな沢山の点・点・点の組み合わせで描かれているようです)

 
 郵便局が、民営化されてから、素敵な取り組みがされていることもありますが、マニアからするとこの8種(82円×8枚=656円)を入手するために2,500円はちょっと痛手です。(切手帳そのものを集めればイイではないかとの声もありますが・・・)

 郵便局の切手政策も変わってきたようです。   こんなこともある・・のご紹介でした。

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