第三セクターの天竜浜名湖鉄道は、1987(昭和62 )年に旧国鉄二俣線をを引き継ぎスタートしました。そして、二俣線の開業から70年を経過した平成22年に天浜線の36施設が総合して国の登録有形文化財に指定されています。このブログではその施設を順にご紹介して来ており、今回が10回目となりました。
今日のご紹介は、掛川駅からは23番目の駅となる金指駅です。この駅の①「金指駅上屋及びプラットホーム」と②「金指駅高架貯水槽」の2県が文化財に登録されました。
下画像は金指駅の上屋(駅舎)です。木造平屋建ての切り妻造りでプラットホームと一体柄になっています。駅舎の右側には新しい建物が増築されています。右画像は駅舎内部。
次は、プラットホームです。乗降場中央に傾斜した柱を立て、三角形を構成する構造が3組あり、上部のトラスを組んだ屋根を支えています。ホームの西側に登録文化財の銘板が設置されているのが画像でわかります。
最後は、高架貯水槽。外形4m、内容量約18トンの水槽で、SLが走っていたころの給水施設で、現存しています。現在使用しているかは不明。(小画像をクリックしてご覧ください)
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