アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

教職員の休職過去最高

2008年12月25日 21時43分13秒 | Weblog
 4995人がうつ病などで休職しているらしい。
 懲戒を受けるケースも増えているが、基本的に「ど」や「くそ」がつく真面目人間も多い。その真面目人間が懲戒の対象になることもある訳で、たとえば、今年のお騒がせ大分県のトップの人達に「いい人でした」とかいうコメントが報じられたりするから、なんやかやで、訳がわからなくなっている。ただ、「いい人」だった人がやってることが問題かもしれない。
 文科省や教委は外面だけつくる悪い癖がある。現場を無視してあれこれ「私たちは教育を考えています、仕事をしてます」というアドバルーンを上げる。そこに現場感覚が皆無なのが問題だろう。そしてしわ寄せを全部現場に押し付ける。あくどい奴らだ。文科省にも、教委にも有能で尊敬できる人物はいるだろうけれど、そういう人たちが、真面目だからこそ悩むのではないかと思う。
 学期末には教職員に文書が配布される。一言でいえば「悪いことをするな」だけれど、「県民の不信を云々」という毎度同じ文でおそらく日付だけを変えたものだと思う。わかってるって。大分の場合はどうなんだろう。教育長が告発されて、県民の不信をかっているのだから、まさかそういう文言はあるまい。
 ぼくの友達の知り合いも休職した。時に厳しく、時に優しくきちんと接していた。生徒に一年間の写真や動画をDVDに納めて渡したりもしたらしい。どれだけの時間と労力を要することか。休職の原因は知らないが、管理職に問題があるのかもしれない。管理職の多くは自分のことしか考えていない。一人の教員の実績を自分が指導した結果のように外部に公言する泥棒みたいな奴もいる。
 教育環境。それを言うなら、教職員の環境を考えるべきだ。そしてその解決の一番の方法は有能な管理職を配置すべきだ。

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