アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

PTA会長の娘教育

2006年06月24日 17時54分16秒 | Weblog
 昔、学校行事の打ち上げにPTAが参加した。勿論PTA会長もいた。その行事の担当者だったので仕方なくそれに参加したのだが、ぼくは飲み会の時誰かに注ぎに行かない。会長が来た。ぼくが注ぎに行かないことをやんわりと批判した。そして、
「結婚してますか?」
ええ、と、応えた。
「靴下は、どうやってはいてますか?」
奇妙な質問だ。
「私は結婚してから靴下をはいたことがありません」
ぼくは彼の足を見た。その日は畳席、彼は靴下をはいていた。
「女房にはかせるんです」

「私が足を出すと、女房が靴下をはかせるんです。こういうことをしないといけない」

「娘にもそういうことはきちんと躾けています。娘と結婚した相手は、自分で靴下をはかなくていいんです」
どす黒く脂ぎったでニヤニヤ笑っていたが、間違いなく彼の自慢なのだ。この空前の唖然、呆然は世界遺産に登録して欲しい。
 彼の娘は、端整な顔立ちでスタイルも良かったが、笑わない印象しかない。彼女は卒業して遠くの学校に行った。正解!

コメントを投稿