アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

福田新内閣誕生のから騒ぎ

2008年08月01日 22時29分51秒 | Weblog
 顔ぶれを変えた。顔ぶれを変えて何が解決できるか。何もできない。何故なら、自民党の問題は体質であり、その体質が変わらない限り、誰がやっても変わらないのだ。自民党は多くの人との関係、しがらみで成立している。
 河合隼雄と吉本ばななの対談『なるほどの対話』で、

吉本:日本的しがらみというのは何かの役に立っているんでしょうか。日本の何を 支えているんですか?
河合:やっぱり能力のない人を支えている強力な武器でしょうね。

という件がある。そこで、大分の教育問題を想起した。金を払って、採用、昇進するのは「しがらみ」の利用だろう。河合は、その後政治について:

河合:政治家は、政治なんて、ほとんどやってないでしょ。ほとんどしがらみにエ ネルギー使ってる。「日本に政治家はいない」というけれど、本当の政治家にな っていたら選挙で落ちるでしょうね。票は、しがらみで動いているから。

たぶん、派閥バランスとかで大臣を決める限り、誰がやっても同じことなのだ。根っこを変えないと。
 ぼくは新しい大臣達の言動に注意してみようと思う。次の選挙のための内閣というから、何がどう変わるかを見逃さないようにしようと思う。何人かは不埒な言葉を吐いてしまうのは予想できる。でも、新しい内閣。野田聖子には期待って、ミーハーみたいだけれど、がんばって欲しい。

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