「森の資料館」構想の建物の内部構造は、丸い大黒柱を中心に、四方八方に伸びる梁が円形屋根を支える木組みが、ホール天井に広がり、屋根に設けた窓から明りが入る明るい空間です。
使用材料は、もちろん新潟県産越後杉ブランド材を中心に、長岡地域産材となり、真壁とすることで、柱や梁を十二分に魅せることで、森が町にやってきたという感覚で、
「こんな家がいいな」
という消費者の意向をあおり、地元の山の木が流通できればと思っています。
この構造・・伝統構法を駆使・・と言いたいところですが、全建連の超長期優良住宅のモデル住宅の要素も入れたいので、残念ながら金具を使わなければならない。
でも、木組みでないと、この構造は実現できないため、どこまで金物を省けるのかという議論を市や国、全建連とやりあいながら作っていく必要があります。
「本当に200年もつ家」
を実現するには、金物にたよらないのが一番なのですが・・
(鍛冶屋が打った金物でなければ、200年の期間に錆びてしまう。込み栓等は木製でこちらのほうがもつ)
こちらもご覧ください
「森の資料館」外観
地域住宅モデル普及推進事業
全建連200年住宅
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