雪国特有の習慣(?宿命??)として「雪下ろし」で屋根に上がらなけばなりませんが、雪の積もった状態で作業するための屋根勾配が自ずと決まってきます。
屋根勾配が緩ければ雨漏りの原因となり、強すぎれば足元が滑って危険な屋根になります。
各種の屋根の勾配
○瓦屋根
瓦は「ツヤ有り」だと特に滑りやすいため、「ツル雪止め瓦」か「雪止めアングル」を設置します。
勾配は4寸が標準で、5寸以上になると滑りやすいので注意が必要です。
○長尺鉄板横葺き「AT式葺き」
勾配は3寸が標準で、4寸以上になると滑りやすくなります。
1.5m間隔で「雪止めアングル」を水平に設置して、雪下ろし時の足かかりにします。
○長尺鉄板「瓦棒葺き」
勾配は2寸を標準とし、雪止めアングルを設置します。
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