昨日までの大風もおさまり、冬型の気圧配置となって雪が降ったものの、まだ積雪は少ないです。
昨晩は震度3の中越地震の余震もあり、まだまだ地震の後遺症が残っているようです。本震ほど大きくはなかったですが、久しぶりなので皆さん、びっくりしていたようです。
今年も大きな災害がないように祈るばかりです。
旧栄町T邸では、ホール、縁側まわりの桜フロアーを貼り始めています。
中越地震の年の春に伐採し、3年寝かせておいた山桜も、適度に乾燥しました。
昨年の春に村松のマルユーにて板に割り、夏の間ウチの工場でさらに乾燥させて建具屋にてフロアー加工しておいたものを寝かせておいて、ようやく施工にこぎつけました。
大割りにしたときは、やわらかかったのですが、乾燥とともに硬くなり、釘を打つにも錐もみ(きりもみ=あらかじめ穴を開ける)しないとひびが入ってしまうくらいです。
手入れさえよくすれば、黒光りする美しい床となるでしょう。
昔は米ヌカ油で拭いていたようですが・・
お客さんも伐採に参加した山桜で、山への思い入れも強いようです。末永く大事に使っていただけるでしょう。