まだまだ1月というのに、雪が全然積もっていないのも不気味です。
昨日は春を思わせるほどの快晴で、街もにぎわっていましたが、この天候を喜んでいいものかどうか疑問です。
降水量が少なければ、夏場の水不足も心配です。
2月にどかっと降っても、地面は暖かいので根雪にならず、すぐに消えてしまうかも知れません。
スキー場は客足が遠のき、上越線沿線のスキー場や宿泊施設に公的機関の緊急融資が検討されています。観光行楽地での収入が減れば、経済的にも潤わないわけですから、やはりいい傾向とは言えないでしょう。
ガソリンスタンドや金物屋、靴屋等の冬用品の売れも少ないようです。
除雪業者も市からの待機要請がないため、遊んでいるようです。
市の除雪予算も消化されなければ、次年度の予算請求に大きく影響します。
かけこみの道路工事等で消化されれば、道路も渋滞します。
雪国は、やはり雪が降ったほうがいい
そのような中、旧栄町T邸の造作作業も終盤になりました。
仕上げの業者が順番に入ってきています。
いままでの建物で使えるものを使おうということで、座敷や書院の建具で珍しいものを採用することにしました。
思い出の建具等も、壊すにではなく、新しい家に入れてさらに長い間眺めていこうという趣向です。
書院建具は、富士山を模した障子やおめでたそうな福の神(?)の欄間がはまっていました。
新しい家には、そのまま使うことはできませんが、どこかに入れます。
「こんなところにあった」
とお客さんに発見してもらうのも乙なものです。
おめでたそうな欄間