「気がついたらうまくいってた!心の法則」 若林宏行・著、青春出版社、2010年1月5日
p.68 基本的に私たちは、自分の身を守ることを優先させます。ですから、「~したくない」とか「~してはいけない」と思うのは、もしそれをしてしまったら自分にとって不都合なことや危険なことがあると思っているからなのです。
p.71 誰でも怒られたくないし、傷つけられたくありませんよね。ところが、この「怒られたくない」「傷つきたくない」が、無意識では「怒られる」とか「傷つけられる」となり、怒られていたり傷つけられているイメージが生まれます。それに合わせて恐れや不安の感情や感覚が出てきます。すると、怒られないようにとか、傷つけられないように行動しますので、思いきったことができなくなったり、何もしないほうが良いとなってしまう可能性があります。
p.136-7 経営者の方たちがはまりやすいのは、能力があるという自己証明です。
自分には能力があると自己証明するには、能力がない人が必要になります。その人との比較によって、自分は能力があると証明しますので、気がつかないうちに無能な人を周りに集めていたり、能力のある部下を完全にコントロールしようとしたり、最悪、邪魔をして潰してしまうのです。有能な部下がいると、自分が能力がない人になってしまう恐れがあるからです。また部下のせいで能力がないと思われたくないので、必要以上に部下のミスを攻撃したり、部下のやるべき仕事に手を出したり、うまくいかなければすべて部下のせいにしたり、うまくいった成果はすべて自分がやったかのように持っていってしまったりします。あげく、部下たちのやる気がどんどんそがれていきます。
要するに、自分には能力があると証明するために、その職場の人たちの本来持っている能力を活用できなくさせて、無能な人にしてしまうのです。ですから、会社のためといいながら、社長の自己証明のために、会社がうまくまわらなくなってきてしまうのです。
p.166 どうも私たちは、子どもの時の自分を否定することで、今の自分になっていると思い込んでいるようなのです。
別な言い方をすると、努力し続けていないと、ありのままの自分に戻ってしまうと常に怖れているのです。だからそうならないように、今の自分を否定し続けているのです。
p.68 基本的に私たちは、自分の身を守ることを優先させます。ですから、「~したくない」とか「~してはいけない」と思うのは、もしそれをしてしまったら自分にとって不都合なことや危険なことがあると思っているからなのです。
p.71 誰でも怒られたくないし、傷つけられたくありませんよね。ところが、この「怒られたくない」「傷つきたくない」が、無意識では「怒られる」とか「傷つけられる」となり、怒られていたり傷つけられているイメージが生まれます。それに合わせて恐れや不安の感情や感覚が出てきます。すると、怒られないようにとか、傷つけられないように行動しますので、思いきったことができなくなったり、何もしないほうが良いとなってしまう可能性があります。
p.136-7 経営者の方たちがはまりやすいのは、能力があるという自己証明です。
自分には能力があると自己証明するには、能力がない人が必要になります。その人との比較によって、自分は能力があると証明しますので、気がつかないうちに無能な人を周りに集めていたり、能力のある部下を完全にコントロールしようとしたり、最悪、邪魔をして潰してしまうのです。有能な部下がいると、自分が能力がない人になってしまう恐れがあるからです。また部下のせいで能力がないと思われたくないので、必要以上に部下のミスを攻撃したり、部下のやるべき仕事に手を出したり、うまくいかなければすべて部下のせいにしたり、うまくいった成果はすべて自分がやったかのように持っていってしまったりします。あげく、部下たちのやる気がどんどんそがれていきます。
要するに、自分には能力があると証明するために、その職場の人たちの本来持っている能力を活用できなくさせて、無能な人にしてしまうのです。ですから、会社のためといいながら、社長の自己証明のために、会社がうまくまわらなくなってきてしまうのです。
p.166 どうも私たちは、子どもの時の自分を否定することで、今の自分になっていると思い込んでいるようなのです。
別な言い方をすると、努力し続けていないと、ありのままの自分に戻ってしまうと常に怖れているのです。だからそうならないように、今の自分を否定し続けているのです。
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