『超「高速」勉強術 努力のムダ、時間のムリ、成果のムラがなくなる!』 椋木修三・著、成美文庫、2003年8月20日
p.118-9 (たとえば英語の苦手な人は)「感情を使わないで機械的に取り組み、それを継続すること」です。つまり、勉強するという「形」から入るのです。
「聞いてもムダだ」「わからないからダメ」というマイナス感情を無視することです。とくに完全主義の人はこれを心がけてください。
「感情を使わない」というのは、「わからなくてもいいから」という意味です。「機械的に」というのは、「見る」「聞く」「読む」という行為を行うことです。
p.124-5 英語、法律の条文、学生でいえば漢文や子分などをおぼえる時は、この「おぼえようとしないおぼえ方」が有効です。
①声を出して、スラスラつっかえることなく読める状態にする
そのためには、少なくとも10~20回はくり返したほうがよいでしょう。黙読だと結構スラスラ読めるのですが、声を出すととたんにつっかえやすくなります。ここで嫌気がさしたところに、「おぼえなくちゃ!」と自分にプレッシャーを与えるから、ついには、「やーめた」と投げ出すことになるのです。
それから、最初から「おぼえよう」としないで、目的を「とにかくスラスラ読めればいい」と一つに絞り、機械的な作業だけに集中すればいいわけです。心の負担が少なくなり、逆に頭の中へ入りやすくなります。「無意識の記憶」ができるようになるのです。
②おぼえるなら、スラスラ読めるようになってから
「スラスラ読み」のコツは、機械的にやることです。感情移入しないで、とのかく、回数だけこなすことです。ところが、欲の深い人は、それができません。「どうせやるなら、おぼえよう」と欲が出るのを抑え、読むことに集中してください。
p.165-6 一年の勉強を二週間ですます法
[1日目]
(A)第一章を「10分間速読」します。
(B)次に同じところを重要語句などをチェックしながら「熟読」します。(約30分)
(C)次に同じところを「5分間速読」します。
(D)最後に5分間、第一章を頭の中でふり返ります。
計50分で1日目は終わります。
[2日目]
まず第一章を「5分間速読」しておきます。
次は、今日は2日目ですから、第二章をやります。手順は1日目と同じく(A)(B)(C)(D)の順です。
[3日目]
まず第一章と第二章を「5分間速読」しておきます。
次は、今日は3日目ですから第三章をやります。手順は1日目と同じく(A)(B)(C)(D)の順です。
[4日目]
まず、第二章と第三章を「5分間速読しておきます。(第一章は休)
次は、4日目ですから第4章をやります。手順は1日目と同じく(A)(B)(C)(D)の順です。
[5日目]
まず、第三章と第四章を「5分間速読しておきます。(第二章までは休)
次は、5日目ですから第5章をやります。手順は1日目と同じく(A)(B)(C)(D)の順です。
[6日目]
おわかりですね。第四章と第五章を「5分間速読」しておきます。(第三章までは休)
次は、そう、第六章です。手順は同じです。
こうして、15日間行なっていきます。
私は、とくに中高生のみなさんには、この方式を活用して一楽器中に全教科の教科書を、全部読み切ってしまえと申しあげております。
そうしておくと「勉強の先どり」で、学校の授業が復讐になるわけです。
p.118-9 (たとえば英語の苦手な人は)「感情を使わないで機械的に取り組み、それを継続すること」です。つまり、勉強するという「形」から入るのです。
「聞いてもムダだ」「わからないからダメ」というマイナス感情を無視することです。とくに完全主義の人はこれを心がけてください。
「感情を使わない」というのは、「わからなくてもいいから」という意味です。「機械的に」というのは、「見る」「聞く」「読む」という行為を行うことです。
p.124-5 英語、法律の条文、学生でいえば漢文や子分などをおぼえる時は、この「おぼえようとしないおぼえ方」が有効です。
①声を出して、スラスラつっかえることなく読める状態にする
そのためには、少なくとも10~20回はくり返したほうがよいでしょう。黙読だと結構スラスラ読めるのですが、声を出すととたんにつっかえやすくなります。ここで嫌気がさしたところに、「おぼえなくちゃ!」と自分にプレッシャーを与えるから、ついには、「やーめた」と投げ出すことになるのです。
それから、最初から「おぼえよう」としないで、目的を「とにかくスラスラ読めればいい」と一つに絞り、機械的な作業だけに集中すればいいわけです。心の負担が少なくなり、逆に頭の中へ入りやすくなります。「無意識の記憶」ができるようになるのです。
②おぼえるなら、スラスラ読めるようになってから
「スラスラ読み」のコツは、機械的にやることです。感情移入しないで、とのかく、回数だけこなすことです。ところが、欲の深い人は、それができません。「どうせやるなら、おぼえよう」と欲が出るのを抑え、読むことに集中してください。
p.165-6 一年の勉強を二週間ですます法
[1日目]
(A)第一章を「10分間速読」します。
(B)次に同じところを重要語句などをチェックしながら「熟読」します。(約30分)
(C)次に同じところを「5分間速読」します。
(D)最後に5分間、第一章を頭の中でふり返ります。
計50分で1日目は終わります。
[2日目]
まず第一章を「5分間速読」しておきます。
次は、今日は2日目ですから、第二章をやります。手順は1日目と同じく(A)(B)(C)(D)の順です。
[3日目]
まず第一章と第二章を「5分間速読」しておきます。
次は、今日は3日目ですから第三章をやります。手順は1日目と同じく(A)(B)(C)(D)の順です。
[4日目]
まず、第二章と第三章を「5分間速読しておきます。(第一章は休)
次は、4日目ですから第4章をやります。手順は1日目と同じく(A)(B)(C)(D)の順です。
[5日目]
まず、第三章と第四章を「5分間速読しておきます。(第二章までは休)
次は、5日目ですから第5章をやります。手順は1日目と同じく(A)(B)(C)(D)の順です。
[6日目]
おわかりですね。第四章と第五章を「5分間速読」しておきます。(第三章までは休)
次は、そう、第六章です。手順は同じです。
こうして、15日間行なっていきます。
私は、とくに中高生のみなさんには、この方式を活用して一楽器中に全教科の教科書を、全部読み切ってしまえと申しあげております。
そうしておくと「勉強の先どり」で、学校の授業が復讐になるわけです。
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