『結果的に幸せをつかむ人の「正しい考え方」 あなたを支える36の言葉』 小宮一慶・著、幻冬舎、2010年5月30日
p.36 知られないこと、認められないことに、めげていてはいけない
p.63 皆さんも、思わぬ誹りや非難を受けることがあるかもしれませんが、そういうときには「がんばっているからそういうこともあるさ」くらいの気持ちになってみてはいかがでしょうか(・・・・・でも、素直さや謙虚さも忘れてはいけませんね。何でも受け容れすぎても自分が傷つくし、かといって、どんな批判にも耳を傾けないというのでは、進歩がなくなります。バランスですね。
p.69 この「自分でコントロールできないことに悩まない」という言葉には、「自分でコントロールできることには全力を尽くす」という意味が含まれている
p.105 私は、「チャンス」と対の言葉は「準備」だと思っています。チャンスは多くの人に平等に訪れるものです。ちょうど陽の光のようなものです。誰にでも平等に降り注ぎます。その光が当たったときに、光るか光らないかはそれまでの本人の準備次第なのです。
p.111 『「今日はちょっと気が乗らないから明日にするか」というこの悪しき習慣は、誰にでも見られるものだが、そのことがいつもチャンスを失わせている。ビジネスや人生での大きな部分を占めるのは、この「時期を待ってばかりいる態度」にある』
p.124 お金持ちになるために仕事をするのは、私利私欲ですが、良い仕事をしてその結果金持ちになるのは私利私欲ではないのです。
p.125-6 「お金」を目的にすると、「仕事」が手段になります。そうすると、お金をある程度得たら、「仕事はこんなものでいいな」と思ってしまいます。仕事はお金や名誉を得るための手段だから、適当なところまでやれば、これくらいでいいと思ってしまうのです。
多くの会社や経営者を見てきましたが、伸びなくなる会社や経営者は、仕事を手段としているのです。「お客さま第一」を実践している会社も少なくありませんが、それを儲けるための手段と考えるか、仕事の「目的」と考えるかで、会社の状況や伸び方が変わります。
個人でも同じです。仕事を「手段」と考える人は、適当なところでいいかげんになってしまうか、さもなくば金にとらわれて「金の亡者」となるのかどちらかです。どちらにしても、仕事が荒れてきます。
p.127 (野心という大望が)自分の名を高め、自己の位置を獲得することがその根本動機となっているわけです。ところが、真の志とは、この二度とない人生をどのように生きたら、真にこの世に生まれてきた甲斐があるかということを考えて、心中つねに忘れぬということでしょう。ですから結局最後は、「世のため人のために」という所がなくては、真の意味で志とは言いがたいのです。
p.132 努力を自己犠牲と勘違いしているうちは、とてもプロや一流にはなれないのです。
p.157 「良好は偉大の敵である」。Goodであることで満足しているとGreatにはなれないということなのです。
p.161 企業において正しい社風は「切磋琢磨」なのです。「あの人もがんばっているから、自分もがんばろう」という気持ちを皆が持っているのがGreatになれるかどうかのポイントです。つまり、皆が向上心を持っている組織です。こんなもんでいいとは思わずに、まだまだやれることがあると考えるのです。
p.166 一番良いのは、社会に貢献する仕事をし、それにふさわしい地位を得ながらも、心を平穏に保ち、その地位も、常に「仮のもの」という気持ちを持つことかもしれません。
p.170 他の人も自分と同じくらい幸せになりたいのです。その他人を玩ぶことを平気で行なうような人間はリーダーには不向きなのです。人を自分の成功のための道具だと平気で考えているようでは、人間的に大きな問題があるのです。
p.176 (人との付き合い方として)お互いに何かを求めるだけというのでは、人生は殺伐としています。お互いに人間として尊重し合える、さらに言えば、損得だけで考えないということが大切だと思うのです。
p.190 私は、怒るという部分と、それを表情に出す、表現するという部分を分けるように考えています。これも誰かに教えていただいたことです。もともと怒らないのが一番良いかもしれませんが、私の場合、それがなかなか難しい。だから、怒っても、それをすぐに表現しない。いわば、一段階目で怒っても、二段階目で怒りの表現を抑えるということです。
p.36 知られないこと、認められないことに、めげていてはいけない
p.63 皆さんも、思わぬ誹りや非難を受けることがあるかもしれませんが、そういうときには「がんばっているからそういうこともあるさ」くらいの気持ちになってみてはいかがでしょうか(・・・・・でも、素直さや謙虚さも忘れてはいけませんね。何でも受け容れすぎても自分が傷つくし、かといって、どんな批判にも耳を傾けないというのでは、進歩がなくなります。バランスですね。
p.69 この「自分でコントロールできないことに悩まない」という言葉には、「自分でコントロールできることには全力を尽くす」という意味が含まれている
p.105 私は、「チャンス」と対の言葉は「準備」だと思っています。チャンスは多くの人に平等に訪れるものです。ちょうど陽の光のようなものです。誰にでも平等に降り注ぎます。その光が当たったときに、光るか光らないかはそれまでの本人の準備次第なのです。
p.111 『「今日はちょっと気が乗らないから明日にするか」というこの悪しき習慣は、誰にでも見られるものだが、そのことがいつもチャンスを失わせている。ビジネスや人生での大きな部分を占めるのは、この「時期を待ってばかりいる態度」にある』
p.124 お金持ちになるために仕事をするのは、私利私欲ですが、良い仕事をしてその結果金持ちになるのは私利私欲ではないのです。
p.125-6 「お金」を目的にすると、「仕事」が手段になります。そうすると、お金をある程度得たら、「仕事はこんなものでいいな」と思ってしまいます。仕事はお金や名誉を得るための手段だから、適当なところまでやれば、これくらいでいいと思ってしまうのです。
多くの会社や経営者を見てきましたが、伸びなくなる会社や経営者は、仕事を手段としているのです。「お客さま第一」を実践している会社も少なくありませんが、それを儲けるための手段と考えるか、仕事の「目的」と考えるかで、会社の状況や伸び方が変わります。
個人でも同じです。仕事を「手段」と考える人は、適当なところでいいかげんになってしまうか、さもなくば金にとらわれて「金の亡者」となるのかどちらかです。どちらにしても、仕事が荒れてきます。
p.127 (野心という大望が)自分の名を高め、自己の位置を獲得することがその根本動機となっているわけです。ところが、真の志とは、この二度とない人生をどのように生きたら、真にこの世に生まれてきた甲斐があるかということを考えて、心中つねに忘れぬということでしょう。ですから結局最後は、「世のため人のために」という所がなくては、真の意味で志とは言いがたいのです。
p.132 努力を自己犠牲と勘違いしているうちは、とてもプロや一流にはなれないのです。
p.157 「良好は偉大の敵である」。Goodであることで満足しているとGreatにはなれないということなのです。
p.161 企業において正しい社風は「切磋琢磨」なのです。「あの人もがんばっているから、自分もがんばろう」という気持ちを皆が持っているのがGreatになれるかどうかのポイントです。つまり、皆が向上心を持っている組織です。こんなもんでいいとは思わずに、まだまだやれることがあると考えるのです。
p.166 一番良いのは、社会に貢献する仕事をし、それにふさわしい地位を得ながらも、心を平穏に保ち、その地位も、常に「仮のもの」という気持ちを持つことかもしれません。
p.170 他の人も自分と同じくらい幸せになりたいのです。その他人を玩ぶことを平気で行なうような人間はリーダーには不向きなのです。人を自分の成功のための道具だと平気で考えているようでは、人間的に大きな問題があるのです。
p.176 (人との付き合い方として)お互いに何かを求めるだけというのでは、人生は殺伐としています。お互いに人間として尊重し合える、さらに言えば、損得だけで考えないということが大切だと思うのです。
p.190 私は、怒るという部分と、それを表情に出す、表現するという部分を分けるように考えています。これも誰かに教えていただいたことです。もともと怒らないのが一番良いかもしれませんが、私の場合、それがなかなか難しい。だから、怒っても、それをすぐに表現しない。いわば、一段階目で怒っても、二段階目で怒りの表現を抑えるということです。
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