何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

勝負強い人間になる52ヶ条

2009-04-23 22:58:18 | Book Reviews
『「勝負強い人間」になる52ヶ条 20年間勝ち続けた雀鬼がつかんだ、勝つための哲学 桜井章一・著、三笠書房(知的生きかた文庫)、2007年1月10日

p.27 変化に弱い人というのは固定観念が強い人だ。知識や情報をもとにした自分の方程式にこだわって、それが固定観念となっている。それに縛られているから、状況が変化するとついていけなくなってしまう。

p.39 人間にとっての自然体とは、素直であることだ。

p.40-1 勝負の流れ、人生の流れをつかむためには、まず流れを感じとらなければいけない。敏感な人は感じることができて、鈍感な人は感じることはできないのだろうか。
 悪いのは鈍感ではなくて、ズボラ、怠惰なのである。

p.54-5 高いレベルの人は、「これを直さなきゃいけないな」ということを素早く直観することができる。そうして早目の修正をすれば、もとのいい状態を保ったり、仮に悪い状態に入っても、まもなく修正することができる。

p.70 日本人が「もっと進もう」「もっと儲けよう」「もっと大きくなろう」という欲望のままに突き進むのを、強力にサポートしたものがある。それが「便利」とか「功利性」とか「効率」といった概念だ。

p.78 勝負師は調子が悪くなるということを前提に勝負しなければいけないのだ。「不調こそ、わが実力なり」。悪いときのほうが自分の本当の力であり、本当の姿だと思っている。
 ところが、人はみな「好調こそ、わが実力なり」と思っている。

p.92-3 集中とは、全体の真ん中に自分の身(あるいは目)を置いて、全体を見通せるようにすることだ。

p.110 先を読むなどということより、最後までねばり強く勝負する者が強いのだ。ねばり強さとは、いい換えれば、耐える力を持つということだ。

p.122 スポーツ選手の中にはときどき「俺はあんなに努力したんだから勝てるはずだ」とか「自分は『これだけやった』という自信を持つために猛練習してきた」と言う人がいるが、それは二流以下の考えだ。

p.142 それは彼らが「花を求めるよりも、土の中の根になろう」という志を持っているからだ。金や名声を追い求めるよりも、本当に強い男になろうとしているからなのだ。

p.176 余裕がない人や困っている人に手をさしのべることができる人が、本当に自立している人だ。

p.185 運がよくて楽しいからそういう(ニコニコした)顔をしていて、運が悪くて不幸だからそういう(ムスッとした)顔をしているのか。
 それとも、いつもハッピーで前向きに生きているから運がついてきて、いつも不平不満を言って悲観的に生きているからこ運に見離されているのか。

p.190 人間と人間のつき合いの中に利害関係が入り込むと、その関係はどんどん愛と離れたものになっていく。どんなに愛情で結ばれた関係であっても、そこに利害や金がからむと、愛とか人間らしさとか言っていられない状況が増えていく。

p.195 花ばかり求めるのをやめて、実と葉を求めていくしかない、と。
 花ばかり求めていると、人はたとえ成功しようが失敗しようが等しく自信が持てない。いつまでたっても自信が持てない。それは、自分自身を振り返ったときにどこにも実も葉もないからである。

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