何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

命の使い方

2010-12-19 23:35:06 | Book Reviews
の使い方」 落合信彦・著、小学館文庫、2000年1月1日

p.29 世界広しといえども、教育を金儲けの手段にしている国はこの日本ぐらいだ。最近は韓国もマネしているようだけど、本来、宗教と医学、そして教育の三つは金儲けの手段にしてはならない聖域なんだ。

p.69 時だけはカネで買えない。時をいかに有効に使うかで人生は決まる。

p.70 カネがあったら、何ができるのか? その自覚も覚悟もなく、ただ、「カネ、カネ、カネ」と目先ばっかり追っかけているから、カネが目的になっちゃうわけ。カネはあくまでも手段なんだ。

p.108 今日やってることが3年後の自分をつくるんだという気持ちでやっていかないと、何も始まらないんだな。

p.121 100万人の人間が「これはこうだ」といっても、「いや、ちがう」と思ったら、たとえ一人であってもちがうとはっきりいえるのが視野の広い人間なんだ。
 孤高を恐れないことだ。「悪い友達を100人持つなら、一人でもいいからいい友達を持て」と。

p.131 人間なんて、みんな価値観も感受性もちがうんだから、まず「わかってもらえないもんだ」というところからスタートしなくちゃいけない。
 「オレのことをわかってくれない」じゃなくて、「わかることができないんだ。でも、オレはあいつらのことをわかっている」というのが一番強いんだよ。
 問題は、オレがあいつらのことをわかっているか、わかっていないかなんだ、と。

p.173 必死さと責任というのは、どんなときでも表裏一体の関係にあるんだ。

p.184 権威が実力にとって代わると、社会のダイナミズムが失われてしまうんだ。

p.258 生きていくっていうことは、傷つくことなんだ。傷つくことによって、人間は大きくなっていくんだから。傷つくことを恐れて、どうやって生きていくというんだ!

p.283 そういうダメな自分をひっくるめて「オレはオレなんだ」と肯定的に受けとめられるぐらい一生懸命生きたとき、はじめてそういう人生が輝きだすんだ。

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