何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

レバレッジ・シンキング

2007-08-29 12:59:37 | Book Reviews
無限大の成果を生み出す
4つの自己投資術
『レバレッジ・シンキング』 本田直之・著、東洋経済新報社、2007年7月。

 「レバレッジ」という単語、これまであまり耳慣れない言葉だが、なんか目につくようになった。
 横文字はとかくわかりにくい。日常会話で使われない単語はとくに、辞書的に意味がわかっても、感覚的にどうも入ってこないというか、染み込みにくい(ワタシの場合は)。

 「レバレッジ」もそうだ。「てこ」の意で、少ない労力で大きな成果を生み出す考え方や取り組みをさすという。なんとなくわかるのだが、具体的にどう行動を起こすのか、身体をねじ曲げてみたところで始まらない。

 労力、時間、知識、人脈の4つの側面で「レバレッジをかけろ」という。または「レバレッジを効かせろ」という言い方もされている。

 レバレッジ・シンキングだが、何をすればいいか、その動きはレバレッジが効いているか、いちいち考えているようでは、レバレッジのかかりかたが不十分なのだろう。
 蓄えたパーソナル・キャピタル(自分資産)を活かして、さらにそれをその後の自分にフィードバックをかけて、これまでと同じ行動をしてもよりプラスアルファがもたらされるように、工夫を図れということのようだ。

 単なる日常の繰り返しも、文字通り、進歩のない繰り返しのままでいるか、磨きがかかって成果を現すことにつながるのか、テクニックというより、そういう思考に基づいた行動様式の勧めであるようだ。 

 もっと実例として、レバレッジのかけかたについて、著者以外からも知りたいと思った 
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