簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

津山神代梅の里公園(JR乗り潰し・姫新線)

2018-02-19 | Weblog
 美作千代駅の開業はこの路線の中では意外と古く、大正12年のこと
である。
単式ホーム1面1線の無人駅ではあるが、ここには雰囲気の良い木造瓦
葺板張り構造の駅舎が見事に残されている。



 途中下車をしてゆっくりと眺めてみたい駅舎の風情だが、残念なが
ら時間の余裕がない。
この辺りでは、時間帯によっては1時間に1本程度は確保されているが、
凡そ2時間に1本程度が実情だから、うっかり降りるわけにはいかない。



 公共交通機関の便が無いので、この駅が最寄り駅と言う事でもないが、
駅の南方3.5Kmほどのところに平成7年3月に開園した「津山市神代梅の
里公園」が有る。
丘陵地に造られた梅園の広さは、凡そ4ヘクタールと言い、園内には南
高、鶯宿、鹿児島紅梅、八重寒梅、寒紅しだれ梅、甲州小梅等紅白合わ
せて14品種の梅が植えられている。
その総数はおよそ2000本と言われていて、これは中国地方では最大級の
規模を誇っている。
開花は早いものだと正月頃から咲き始め、3月に入ればピークを迎え季節
により変動はあるが4月の初めころまで楽しめると言う。





 梅の木は山頂へと続く遊歩道に沿って植えられている。
開花の時期を迎えれば、梅まつりや、梅のタネ飛ばし大会などが開催さ
れると言い、その頃になれば甘い梅の香りの漂う、紅梅白梅のトンネル
道が出来上がり、訪れる人々を魅了する。
標高200メートルほどの頂上展望台からは、遥か遠くに中国山地の山々を
望むことも出来る。





 梅園近くには梅の加工施設もあり、公園内で収穫された梅の実をジャム
や羊羹に加工し、それらは公園入り口近くの直売所で売られている。(続)



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