簾 満月「バスの助手席」

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茶屋町の駅と鬼 (JR乗り潰しの旅・宇野線)

2019-01-18 | Weblog

 宇野線の途中駅・茶屋町は、四国に向かう本四備讃線との接続駅である。
と言うよりも今ではその主役の座を瀬戸大橋線(愛称)に奪われているので、
ここは支線の宇野に向かう乗換駅と言った方が正しいのかも知れない。



 かつてここは瀬戸内海に面した港町、下津井に向かう下津井電鉄線の乗換駅
でもあったが、昭和47年にはここから児島の間が廃線になっている。



 沿線にあっては比較的規模の大きな駅で、高架になったホームは、島式2面
3線である。
快速のマリンライナーは停まるが四国連絡の特急は残念ながら全て通過する。
ここには駅員も常駐し、構内には売店も備わっている。



 遥か昔はこの辺りは瀬戸内の海で、千石船の通う航路であったが、江戸時代
の中頃より行われた大規模な干拓により内陸となった。
やがては農地となり、人々が住み始め町となった歴史がある。
今では岡山のベットタウン的な町として、朝晩は通勤通学の乗客で混雑する。



 駅を出るとその前の広場に、親子の鬼の像が建っている。
ここ茶屋町では250年も前から、秋祭りに氏神様をお守りする鬼がいて、その
舞などが奉納されていたらしいが、昭和の中頃に何時しかその姿が見えなくな
り衰退してしまった。



 その鬼は昭和50年代に入り、地元の有志などによって保存会を作り復活された。
鬼のお面をかぶり、派手な衣装を身にまとい、杖やこん棒を持ち、高下駄を響か
せながら町を練り歩く姿は、今ではすっかり町民の人気者で、近隣の祭りでは欠
かせない存在になっている。(続)



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