東京と大阪を結ぶ、夢のような超高速鉄道がその開通に向け再び動き出した。
今年の8月、山梨県の実験線で新型車両のL0系を使って、最高速度500キロ
での走行試験が行われた。
山梨県の上野原市と笛吹市に設けられた42.8キロの実験線で行われた試験走
行では最速505キロを記録し、静かに浮き上りあっという間に駆け抜けたと言う。
2027年に東京―名古屋間の先行開業を目指し、最高時速500キロでの営業が
始まると、この間は最短で40分程度、更に大阪までは、2045年の延伸をめざし、
完成すればその所要時間は僅か67分だ。
早くて移動の利便性が高まることは間違いないであろうが、その為に旅の風情は
失われそうだ。
全線の86%はトンネルで、僅かな地上部分も防音や防災のためにコンクリートで
出来たフードの中を駆け抜けることになりそうだ。
しかも都市部では、地下何十メートルも下を走る(大深度地下の公共的使用と言
うらしい)と言うから、車窓からの眺めなどはとても期待できそうにもない。
飛行機ならかなりの高所から見尾下しているから良いが、車窓を流れる景色・・
と言うより飛び去っていく景色とは、どんなものになるのであろうか?
想像するだけで車酔いを起こしそうだ。
その最終的なルートが9月にJR東海から発表された。
東の始発駅は品川、西は名古屋駅への乗り入れが決まり、沿線の駅所在地とルート
も合わせて発表された。
それによると、これらの中間駅には営業専任要員は置かれず、当然発券窓口もなく
待合室も設けられない、極めて簡素な駅になるようだ。
このことは全車が指定席のみで運行し、切符は事前の予約購入という事だ。
また、JRとして取りあえず駅は作ります、けれど駅への付加価値、駅前・周辺の賑わ
いの創生は各自治体でよろしくね、と委ねられた。
JR東海はリニア新線で建設工事費の抑制と、開通後の新たな鉄道・駅の姿を模索
するようだ。 沿線各自治体との間で、思惑が交錯する中、年が明ければいよいよ新
線の着工が待っている。(完)
(写真は名古屋・JR東海のリニア・鉄道館、本文とは無関係)
写真満載 ホームページ
表紙写真を更新しました。
ここをクリック
にほんブログ村
伊万里の観光・ホテル口コミ情報
今年の8月、山梨県の実験線で新型車両のL0系を使って、最高速度500キロ
での走行試験が行われた。
山梨県の上野原市と笛吹市に設けられた42.8キロの実験線で行われた試験走
行では最速505キロを記録し、静かに浮き上りあっという間に駆け抜けたと言う。
2027年に東京―名古屋間の先行開業を目指し、最高時速500キロでの営業が
始まると、この間は最短で40分程度、更に大阪までは、2045年の延伸をめざし、
完成すればその所要時間は僅か67分だ。
早くて移動の利便性が高まることは間違いないであろうが、その為に旅の風情は
失われそうだ。
全線の86%はトンネルで、僅かな地上部分も防音や防災のためにコンクリートで
出来たフードの中を駆け抜けることになりそうだ。
しかも都市部では、地下何十メートルも下を走る(大深度地下の公共的使用と言
うらしい)と言うから、車窓からの眺めなどはとても期待できそうにもない。
飛行機ならかなりの高所から見尾下しているから良いが、車窓を流れる景色・・
と言うより飛び去っていく景色とは、どんなものになるのであろうか?
想像するだけで車酔いを起こしそうだ。
その最終的なルートが9月にJR東海から発表された。
東の始発駅は品川、西は名古屋駅への乗り入れが決まり、沿線の駅所在地とルート
も合わせて発表された。
それによると、これらの中間駅には営業専任要員は置かれず、当然発券窓口もなく
待合室も設けられない、極めて簡素な駅になるようだ。
このことは全車が指定席のみで運行し、切符は事前の予約購入という事だ。
また、JRとして取りあえず駅は作ります、けれど駅への付加価値、駅前・周辺の賑わ
いの創生は各自治体でよろしくね、と委ねられた。
JR東海はリニア新線で建設工事費の抑制と、開通後の新たな鉄道・駅の姿を模索
するようだ。 沿線各自治体との間で、思惑が交錯する中、年が明ければいよいよ新
線の着工が待っている。(完)
(写真は名古屋・JR東海のリニア・鉄道館、本文とは無関係)
写真満載 ホームページ
表紙写真を更新しました。
ここをクリック
にほんブログ村
伊万里の観光・ホテル口コミ情報