簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

まちなか周遊バス

2017-10-30 | Weblog

 若松市内の観光を機動的効率的に回るのに、僅か半日とは言え借りればその
他経費諸々を含め数千円にもなろうから、そんなレンタカーに未練は有ったが、こ
こは節約して市内を走る路線バスを利用することにした。



 町中を観光するには、若松駅前から会津のシンボル・鶴ヶ城や、会津武家屋敷、
東山温泉、白虎隊で有名な飯盛山を巡り駅前に戻るルートを周遊するレトロ調な
ボンネット型のバス「ハイカラさん」(一日20便)と、その逆ルートで周る小型のタウ
ン型バス「あかべぇ」(一日18便)が、30分おきに運行されていてこれらの利用が便
利である。運賃は一回乗車なら210円だ。





 このバスが巡る路線内で一日自由に乗り降りできるのが「ハイカラさんあかべぇ
専用フリー乗車券」で、大人は500円である。指定された施設での割引特典も付い
ているので、二ヵ所以上をめぐるならこれがお得である。

 フリー乗車券には他にも会津バスの他の路線も含めて乗り降り自由な「あいづ
1dayパス」(700円)や、鶴が城の天守閣や御薬園などの入場料がセットになった
「まちなか周遊物語」(1360円)、会津エリアの鉄道を含め、バスが二日間有効な
「会津ぐるっとカード」(2670円)など多彩に用意されているので、それぞれの都合
に合わせ選択するのが良いだろう。





 ただこれらのフリー券は、予め定められた販売所(若松駅前、町方伝承館、東山
温泉など数カ所あり)での販売で、車内では取り扱われていないので、乗車前に購
入しておく必要がある。(続)



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駅前ビジネスホテル

2017-10-27 | Weblog
 思わぬ歓迎にしばらく跨線橋に足を留めていたが、花火は終わりそうでなかなか
終わらない。此れなら部屋からも見られるのではと思い、急いで駅前ホテルのチェッ
クインに向かう。





 フロントで「部屋は駅側?」と聞くと、「申し訳ありません。反対側です」と言う。
その部屋に入り窓を開けてみると、そこには手の届きそうな位置に隣のビルの壁が
聳えている。駅側なら窓から見物が出来るが、此れではそれは叶わない。





 旅行で利用するビジネスホテルは、翌日の行動を考えるとまず駅に近いこと、安
くて朝食付きが有りがたい。更に言えば大浴場でもあれば文句なしだがこれは朝食
付きと共に大した条件ではない。
殆ど眠るだけの宿だから、ゆっくりベッドで休めればそれ以外の贅沢の必要はなく、
大方の旅ではこんなことで宿を探している。



 有名な観光地などにゆっくり滞在し、旅館やホテルなどでリゾート気分を味わうな
ら別だが、多くの場合夜遅くに宿に到着するし、翌日も早々にチェックアウトする。
 旅館の朝食提供時間は八時頃と決められていて、融通が利かないところが多いが、
こういったビジネスホテルは客の都合を考慮して比較的早く提供してくれる。
簡単なものとは言えこれは有難い。



 この日の宿は駅前に立地し、朝食付き5,000円ほどの最安値の部屋であるから多
くは望めないが、サービスですぐ近くにある日帰り入浴施設の無料入浴券をくれる。
他にも駅前に幾つかのビジネスホテルが有ったが、実はこれが決め手となった。(続)

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歓迎の花火

2017-10-25 | Weblog
 芦ノ牧温泉駅で入浴と夕食を済ませ再び会津鉄道に乗り、夜遅くに終着の会津
若松に到着した。この地はこれが三度目の訪問になる。



 かつて朝早い只見線の始発に乗るために、また磐越東線から磐越西線などを乗り
潰す折りに、宿泊地として利用をしたことはあるが、今回のように観光に半日も時間
を割くのは初めてのことで、それが楽しみの再々訪である。





 列車が駅に近づくと、車窓左手の屋並みの上には花火が上がっていた。
先ほど立ち寄ったドライブ温泉の店番の女性から「若松では今夜花火大会がある」
と予め聞かされていたが、それにしても駅に近い市街地付近(と思われる場所)で上
げられていることに驚いた。



 「会津全国煙火競演会」と名付けられた花火大会で、今年が記念すべく第一回目
の開催と言い、日本屈指の花火師が集結し超弩級の花火を打上げると謳っている。
会は18時ころから始まっているらしく、時間的には既に終演近くになっている。
それでもまだまだホームにでは大音響が轟き、幾つもの花火が打ちあがり、夜空を
彩りよく染め上げているのが眺められる。



 会場には有料席も設けられているらしいが、行かなくてもここからよく見える。
ホームよりも跨線橋は格好の見物席になっているようで、ガラス窓を開けて見入る
人も多く、中には三脚を据え写真を撮る人の姿も見受けられた。



 朝5時過ぎに自宅を出て山陽本線に乗車し、新幹線、地下鉄、東武、野岩、会津
鉄道を乗り継ぎ、ほぼ日がな一日列車に揺られて来たが、思わぬ出迎えで疲れが
一遍に吹っ飛んだようだ。(続)

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金賞の丼と絶品のラーメン

2017-10-23 | Weblog
 秋の夕暮れは釣べ落とし。
まだ五時を少し回ったところなのに辺りはすっかり黒い闇に覆われている。



 入浴を終え、バスで上三寄に戻り、再び「牛乳屋食堂」を訪ねてみると、店には明
かりが灯り、周りの暗い町並みの中で浮かび上がるように輝いて見える。
前には既に開店を待つ客が何人か取り巻いている。
店先に予約表が有ったのでそれに名前を書いていると、その最中にも横の駐車場
には何台かの車が入って行った。



 5時半頃ようやく店が開くと、どこからか人が集まってきて、たちまち満席になって
しまった。多くは駐車場に止めた車の中で待っていたようだ。



 この店の評判は何と言っても「ソースカツ丼」である。
全国丼連盟主催の丼グランプリ・カツ丼部門で、二年連続グランプリ金賞を受賞し
ている。またラーメンも負けてはいず、いま東北地方の高速道路SAでは「クルミみ
そラーメン」がブレイク中だと言う。



 メニユーは単品もあるが多くの客が丼とラーメンをセットにした定食を頼んでいる。
これらはどちらかを半丼にすることも出来、中には店の原点である牛乳の付くものも
あり、多様な味が楽しめる。





 ラーメンは何も言わなければ普通の太さの麺が出て来る。
件の牛乳屋売店の大将は、是非『会津の極太手打ち麺を食べて帰って』と言ってい
た。注文の時必ず一言いうようにと勧めくれていたので「ソースカツの半丼と極太麺
のクルミミソ」を注文した。

さて肝心のお味の方は・・・と言うと、「まずは並んででも食べてほしい」(続)

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ドライブ温泉

2017-10-20 | Weblog


 上三寄からバスに乗り、芦ノ牧橋で降りた。
教えられた通りバス停の前にコンビニがあった。温泉街の入り口近くではあるが、
こんなところに温泉?と訝りながら辺りを見渡すとドライブインの店先に「ドライブ温
泉 浴場」と書かれた赤い文字が目に入った。



 寂れたと言うか、廃れたと言うか、何だか冴えない外観に訝りながら店番の女性
に入浴料を払い中に入り、粗末なロッカーの置かれた脱衣所で服を脱ぐ。
ガラス扉で仕切られた浴室はさほど広くはなく、右側に洗い場が有り、正面に四五
人が入れるほどのタイル張りの浴槽が二つ設けられている。





 源泉の注ぎ込む左側がやや熱め、右側がそれより低くなっている。
屋外には露天があり、浴槽にはそこを溢れた湯が満たされているようだが、この時
期露天は温過ぎて入れないが、源泉かけ流しであることは紛れがない。



 お湯はカルシウム・ナトリウム硫酸・塩化物泉の無色透明で、入ると少し肌に当た
りを感じるようなお湯で、出ると僅かにすべすべ感が残る。

 湯上りに聞いた店番の女性によると、この源泉は昭和40年代、今コンビニの有る
隣の敷地辺りに出来た国民宿舎用に掘られたもので、その後廃業した後も地主とし
てそれを引き継いで使っているのだそうだ。



 旅館やホテルの浴室と比べれば豪華さや清潔感には雲泥の差が有ろうが、いか
にも歴史ある源泉温泉らしく、風情が有ってのんびり入るには丁度いい。
かけ流しの柔らかく心地いい湯と、何よりも料金が安いのが良い。
穴場を探し当てたようで、嬉しくなるような温泉であった。(続)

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芦ノ牧温泉

2017-10-18 | Weblog
 夜の営業に向け仕込み中との事で、それなら先に温泉に行くと言うと、『この時間
から旅館の立ち寄り湯は出来ないよ。ここに行ってきな、いい湯だよ』と別の場所を
教えてくれた。



 芦ノ牧温泉に行き、案内所でどこか立ち寄り出来るところを紹介してもらう腹積も
りでいたが、牛乳屋売店の大将に『どこの旅館ホテルも日帰り湯の受け付けは、三
時頃で終わる』と言われ、代わりにと教えられた温泉に向かう。
丁度良い具合に、すこし待てば温泉行のバスが来る。





 芦ノ牧温泉は会津若松市の南部に位置する温泉で、渓谷美と昔から豊富な湯量
を誇る天然温泉が自慢のところで、その最寄り駅が芦ノ牧温泉駅である。
阿賀野川を見下ろす高台に十数軒の旅館やホテルが営業をしていて、殆どのところ
で立ち寄り湯が楽しめるらしい。

 『コンビニの前で降りると、その向かい側が温泉だ』と教えられたものの、まさか
バス停がコンビニ前と言うわけでもなさそうで、不安も有って乗ると早々運転手にコ
ンビニ前のバス停で降りたいからと伝えておいた。





 バスは10分ほどで「芦ノ牧橋」と言う停留所に停車した。
「ここですよ」と運転手に教えられ、促されて降りると、なるほど目の前にコンビニが
ある。丁度このあたりが温泉の入り口で、目の前の芦ノ牧橋を越えた対岸には、大
型のホテルや旅館が建ち並んでいるのが見える。



 温泉は・・・と車の行きかう道路の向こう側を眺めてみる。
そこには広い駐車場を構えたドライインが二三軒軒を並べているが、お世辞にも流
行っているとは思えない寂寥感が漂っている。(続)

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牛乳屋食堂

2017-10-16 | Weblog
 日頃から我が庭を荒らす何処かの飼い猫のせいで、ネコよりもイヌ好きな者に
とって、さして可愛いとは思えなく興味が湧かないのは、偏屈な性格が災いしてい
るのかも知れない。
この駅で降りた目的は可愛いいらしいネコ駅長に会うことではなく目的は他に二つ
あり、一つは温泉に入ること、もう一つは食事をすることである。





 芦ノ牧温泉駅を出て、温泉に向かうバス乗り場の有る国道に行く途中に「牛乳屋
食堂」と言う、一風変わった名の食堂がある。
何の変哲もなさそうな町の食堂の様だが、創業は古く大正末期頃のことらしく、初代
夫婦がこの地でヤギやウシの乳を販売したのが始まりだそうだ。

 その後中国人からラーメン造りを教わり「会津生ラーメン」として販売するようになり、
更に別の中国人直伝の手作りギョーザを扱うも屋号はそのままで、代々嫁から嫁に
その味が引き継がれ、今は三代目を中心に四代目と共に切り盛りしていると言う。





 この日この店を訪れたのは三時を過ぎていた。
丁度最後の客が出てきたところらしく、店先には昼の営業が終わり、夕方まで閉店
するとの張り紙がされている。

 折角来たのにと残念がっていると、向かいの牛乳屋売店の大将が声を掛けてくれ、
その後どこかに携帯電話をかけている。
話の内容からすると、どうやら店の女将と話しているらしい。





 『昼が終わると残ったスープは全部捨てる。これから三代目が2時間ぐらいかけて
夕方の仕込みをする。
うまくできれば夕方五時過ぎには店を開ける』のだと教えてくれた。(続)

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ネコ駅長

2017-10-13 | Weblog


 芦ノ牧温泉駅で列車を降りた。
決して大きな駅ではないのにここでは10人ほどが降り、同じくらいの数の乗客が乗
り込んでいった。女性の駅員にフリーパスを見せ、木造の駅舎に入ると賑やかな光
景が目に飛び込んできた。



 余り広くはない内部は雑然とした雰囲気でお土産品が並べられ、切符売り場と観
光案内所らしきものが並び合っている。
部屋の片隅には待合の長椅子も置かれていて、そこには若い女性のグループが腰
を下ろし休んでいる。土産を選ぶグループもいたりして、狭い通路を窮屈そうに行き
来している。それはこれまで沿線で見てきた駅の中では湯野上温泉駅に次ぐような賑
わいで、目を見張るものであった。



 会津鉄道の発足と同時に芦ノ牧温泉駅と改称された駅であるが、近頃温泉を訪
れる客はもっぱらマイカーと大型の観光バスが主流で、鉄道で訪れる客は非常に
少ないのだそうだ。
ここから温泉へは少し距離が有り、旅館の送迎を頼むか、タクシーを呼ぶか、駅か
ら二三百メートル離れたバス停「上三寄」で一日数本のバスを待つことになる。
因みにこの「上三寄」は、旧国鉄時代のこの駅の名称でもあった。





 この駅の賑わいのわけは、芦ノ牧温泉ではなくどうやら駅長にあるらしい。
かつてここには「ばす」と言うネコがいて、駅長として7年間君臨したがその後引退し
永眠、社葬が行われ「初代ご長寿あっぱれ名誉駅長」の称号が送られた。
今ではそれを引き継いだ「らぶ」が、昨年二代目駅長に就任し、駅構内の巡回など
の業務に付いていると言う。



 訪れたこの日も「らぶ」が駅務室で業務に付いていたが、撮影は禁止とのことだ
った。その代わり駅の売店では沢山のブロマイドやグツッの販売が行われていて、
これを目当ての客も多いようで、それも混雑の一因のようだ。(続)

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再会の期待

2017-10-11 | Weblog
 自宅を朝の5時半過ぎに出て最寄り駅から岡山駅に向かい、新幹線に乗り品川
駅で降り、京急線に乗り換え都営地下鉄の浅草駅までやって来た。

 ここまで順調な乗り継ぎで、多少余裕のできた時間を見計らって浅草寺に立ち寄
り、その後ターミナルデパートの地下を歩き、昼のお弁当を買い込むと、東武浅草
駅から特急に乗込んだ。





 そして鬼怒川温泉と会津田島では、大して待つこともなく先に向かう電車に乗り
継いでいる。浅草から会津若松まで一本につながった東武鉄道、野岩鉄道、会津
鉄道では相互合乗入れが行われていて、いろいろの車両が行き交っている。

 その会津鉄道には、かつて名鉄の神宮前発で国鉄の高山線に乗り入れ高山方
面に向かっていた「北アルプス号」が活躍していると聞いていたので、懐かしい再
会を期待していたが残念ながらお目にかかることは出来なかった。





 乗って来た電車も、駅々で見かける電車も比較的新しい車両が多いようで、古い
ものはすでに引退をしてしまったのかもしれない。

 ここまでほとんど電車に乗り続け今奥会津に入り込んできたが、そろそろ疲れも
出て、腰も痛くなっている。若い頃なら日がな一日電車に揺られていても何てことも
無かったのに、ここに来てさすがに歳を感じさせられる。





 今夜の宿を会津若松市内に取っているので、このまま終点まで乗って行けば夕
方4時にはチェックインでき、直ぐに温かい温泉にも身を浸すことが出来る。
がその前に、是非にと思い芦ノ牧温泉駅で降りてみた。
二つの目的を果たすためである。(続)

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会津鉄道

2017-10-09 | Weblog
 会津高原尾瀬口から先は、会津鉄道の路線になる。
ここからJR只見線の西若松まで、57.4Kmを21の駅で結んでいる。
元々は旧国鉄の会津線で、昭和2(1927)年11月に旧舟子信号所までが開通し、
その後南に向けて延伸され、会津滝の原(現会津高原尾瀬口)まで開通したのは
昭和28(1953)年11月のことである。



 旧国鉄の民営化を経て第三セクター方式の会津鉄道として営業を開始したのは、
昭和62(1987)年7月のことで、この時に旧国鉄時代の駅名の多くが改称されている。



 芦ノ牧温泉(旧上三寄)、湯野上温泉(旧湯野上)、会津下郷(旧楢原)、養鱒公園
(旧会津落合)、田島高校前(田部原)、七ケ岳登山口(旧糸沢)、会津高原尾瀬口
(旧会津滝の原→会津高原)などがそれだ。
かつては旧地名などが付けられていた駅名が、温泉や公園やアクセス口など観光
路線を目指すネーミングが試みられたようだ。



 車窓から若郷湖を望む辺りでは、車内でも案内放送が行われる。
この湖は、灌漑、発電、治水など多目的ダムとして造られた大川ダムによって生ま
れた人造湖である。
若松市と下郷町から一文字ずつ取って名付けられたようで、周辺は公園になってい
るらしく、大川ダム公園と言う駅もある。





 ダムにより集落と共に旧国鉄線も水没し、付け替えが行われている。
昭和62(1987)年のことだ。湯野上温泉と大川ダム公園から芦ノ牧温泉の間は、25
パーミルの急こう配区間で絶景が期待できるのに、新線は大戸・向山などの長いト
ンネルの連続で視界が遮られているのが残念だ。(続)



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