簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

もうすぐ除夜の鐘

2008-12-26 | Weblog
十月の半ばから初めたブログも、これが11回目、今年最後の投稿となった。

以前から興味を持っていたブログだが、中々踏み出せないでいた。
数々のブログを見て、これなら出来そうだと思う半面、自分には無理だとも思う。
他人の興味を引くような高尚な文章は到底書けそうにないし、人様に披瀝するほど深い思慮も知識も無い。
何よりも「ネタが続くだろうか?」と言う懸念から、出来ないだろう・と。

最近は自ら文字を書くことが少なくなり、ましてや文章を作るなんてことはトンとなく、本や雑誌も余り読まなく成った。
その性か、漢字が思い出せないし、また書けない。
何よりも文章を読む根気が少しずつ失せていく自分に気付いていたし、その事に危機感も感じていた。

ブログを始めれば、多少は変わるだろうか。
「やって見て、駄目になったら止めれば良い。」そう思うことにした。

見た事、聞いた事、日常の出来事、昔の思い出、そして未来の事。
好きな旅への思い、旅先での出来事など、何でも題材にして書いて見よう。
やる以上は高望みながら、それらが軽妙で洒脱な文章で書けたら良いと思う。そして何よりは、兎にも角にも続けること。
このことだけを目標に、来年も頑張ろう。


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雪の舞う昼下がり

2008-12-19 | Weblog
強い北風に乗って、雪が舞ったとある昼下がり。
街中のスーパーの前での出来事。

姉妹と思しき幼い二人が、しきりに天に向って両手を差し上げ、走り回っている。
どうやら二人は舞い散る雪を手平に受け止めようとしているらしい。
そして時々は、両の手のひらを眺め、また手を差し上げ、走り回る。
当然雪は手のぬくもりで解けてしまい痕跡しか残さない。
それでもキャッキャと声をあげながら、同じ所作を何度も繰り返す。
余程嬉しいらしい。本当に楽しそうだ。

二人の仕草が可愛くて、見ているほうまで心が浮き立ち、思わず声を掛けてしまった。
「雪は、とれたかなぁ?」とその時、自動販売機の前に屈み込んでいた女性が反射的に振り返った。
母親であろうか、その視線は胡散臭い者に向けられる、咎めを込めた、キッとした鋭いもので「うちの娘に、なにか用!」言葉こそ無いが、眼が正にそれを訴え、睨んでいる。

思わずたじろいでしまった。
「嫌な世の中になったものだ。」私は、呟きながらスーパーに消えた。


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破れた袋

2008-12-12 | Weblog
しかし今年の春先には、残念な光景を何度も見かけた。

何時でも容易に使えるようにするために、それらは坂道の路肩に置いてあったり、橋の欄干の根元に置いてあったりする。
それだけに、通行中の自転車や自動車などが接触して、袋を破るなどの思わぬ事故が起きたりすることも有るようだ。

これにより無残にも袋が破れ、中身の塩化カルシウムが路上に散乱する。
飛び出した薬剤は、水分を吸って溶け出すか、溶けて固まって結晶状になっている。

こうしたことは、通行する者や設置するものが少し注意すれば防ぐことが出来る。
しかし、残念なことは、人為的に破られるケースも決して少なくないことだ。
恐らくは、通行中に傘のような先の尖ったもので突いたのであろう、置かれた袋の天面に穴が開いていることがある。
やがて袋は、穴から大きく裂け、中身がこぼれ、使い物にならなくなってしまう。

こうなると、恐らくは本来の用途で使われることも無く、廃棄されるのであろうか?
だとしたら勿体無いことだ。

こうしたことは、単なる悪戯であっても決して許される行為ではない。
我々の日常活動の安全を守るため、税金が投入されているのだから。
悪戯は止めて欲しい。
こんなことで大切な税金が無駄遣いになることは、後免蒙りたい。


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凍結防止剤

2008-12-05 | Weblog
寒い冬がやってきた。
今年も橋の上や、日当たりの悪い道路、急勾配、急カーブなどで、積雪や凍結など、路面が危険な状態にならないよう、通行者が自主的に撒布することができるように、凍結防止剤が配備された。
万が一、道路が危険と思われる場合には、自由に散布しても良いことになっているようだ。

幹線道路の要所には、それなりの貯蔵ボックスが設けられ、その中に収納されているらしい(実際に、中を開けて見たことが無いので・・・・)。
しかし多くの場合は、袋のまま、道路脇などに1~2袋、無造作に置かれている場合が多い。
当然のことながら、通行者の目に付きやすい場所に、あえて置かれている。

雪の少ない当地でも、一冬に積雪を見ることが一二度は有る。
道を管理する国道事務所や土木事務所などでは、気象予測などで、凍結の恐れが有る場合などは、予め夕方や早朝に散布しているらしい。
多くの場合、凍結防止剤散布車が活躍しているようだが、残念ながら、直接目にする機会はいまだに一度も無い。
一度活動中の現場をこの目で見てみたいと思っている。

こうした活動のお陰で、道路の安全は確保され、何事も無かったかのように街は活動を続けられるのだ。本当にありがたいことだと思う。
こんな風に税金が使われるのなら、何処からも文句は出ないだろう。


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