簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

七尾線のラッピング列車(JR全線乗り潰しの旅)

2014-01-31 | Weblog




 七尾線の沿線駅のホームには、やたらと「おにぎりの里」の看板が目に付く。
気になって調べてみると、どうやらここ中能登町内の「杉谷チャノバタケ遺跡」
から石ころほどの炭化した米の塊が出土したらしい。
 これが「弥生時代のお握りの化石」と言う事で、町はマスコットキャラクター
などを作り「おにぎりの里」として町おこしを行ない、古代米を使って名産品造
りも行われているらしい。





 また、七尾線には数々のラッピング列車が運行していて、幾つ行き会えるか
もこの線を乗る楽しみである。その代表格は「国宝 長谷川等伯号」だ。
江戸初期に活躍した絵師・長谷川等伯が七尾市で誕生したことに因むもので、
楓図、桜図が金屏風をイメージしてラッピングされている。



 途中金丸だったか能登部だったか、駅で行き違ったが、余りにも近すぎて
絵柄が良く見えず、何とかじっくり見たいものだと思い、車掌に「あの列車は
折り返し何時の列車になるのか」と尋ねたが、「車庫に入るかも知れないので
良くは解らない・・」との返事。



 羽咋の駅では「和倉温泉 わくたま号」と行き違った。
これは和倉温泉を発見した白鷺が生んだ卵をイメージしたキャラクターで、
何時も温泉卵が三つ入ったバックを下げていると言う男の子だ。
 これは七尾線の電化20周年を記念して登場したラッピング電車らしい。
この他にも「七尾とうはくん号」や「UFOのまち羽咋号」なども運行している
らしいが、残念ながら今回はお目にかかることは出来なかった。(続)


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七尾の観光(JR全線乗り潰しの旅)

2014-01-29 | Weblog
 温泉街には弁天崎源泉広場や湯元広場なども整備されている。
また目の前の七尾湾に浮かぶ能登島には大橋も架かっていて、ドライブに
は最適だ。島にはガラス美術館や水族館など見所も多い。





 七尾湾を見て北上すれば、その水辺に能登の風物詩「ボラ待ちやぐら」を
見ることも出来る。

 バスで温泉駅に戻り、のと鉄道で一駅、七尾駅に向かいここで途中下車。
一列車遅らせて、駅から歩いて10分ほどのところにある「能登食祭市場」に
立ち寄ってみる。





 七尾は畠山氏の七尾城を礎に開けた町のようだが、その城跡は市街地を
望む高台にある。山頂までは車道やハイキングコースなどが整備されている
が、跡地しかなく現在見るべきものはない。

 駅を出て国道を横切り暫く行くと左手に御祓川が寄り添ってくる。
その川に架かる赤い欄干の仙対橋を渡ると一本杉通りと言う通りが有る。
ここには「語り部処」が設けられ語りを聞き楽しむことも出来るそうだ。
ゆっくりと時間をかけて楽しんで・・と呼びかけているが、残念ながらそんな
時間もなくここはやり過ごす。



 そのほか町中の商店街にも何か所か「語り部処」が設けられていて、この
町では出合・ふれあい旅をテーマに、町おこしを行っているようだ。



 七尾湾に面して建つ「能登食祭市場」には、海産物や能登の名産・お土産
などを売る店の他食事処などが揃っていて、能登の魅力を存分に味わうこと
が出来る。(続)


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和倉温泉(JR全線乗り潰しの旅)

2014-01-27 | Weblog
 和倉温泉は能登半島の中ほど、能登観光の玄関口として発展した歴史
を持ち、七尾湾に面して温泉街が広がっている。



 街の中央には「和倉温泉・総湯」が有る。観光交流施設が併設された立ち
寄り湯だ。大小幾つかの浴槽と、露天風呂や立湯や足湯も揃えた源泉百パ
ーセントの温泉である。
 どちらかと言うと昼間の立ち寄り湯客が多いような様子で、後は地元の人
たちの銭湯的な様相を呈している。





 街は土産物屋や遊技場、飲食店が軒を連ねる歓楽街が形成されている
わけでも無く、決して賑わっている風にも見えない。むしろ廃業した店舗や
空き地も目立つ、ごく普通の今時の温泉地である。
 それでも全国に知られた温泉地として、JRの特急が何本も直通するのは、
立地する巨大な有名旅館に負うところが大きいことは認めねばならない。



 数年前に泊まった宿も、今回お世話になった宿も、予約をすると「気を付け
てお越しください」と、事前に宿と周辺観光地のパンフレットを送ってくれた。
何れも部屋数20にも満たない小さな宿ではあったが、食事も温泉も十分に
満足できた。左程料金が高いわけでは無かったが、それでも暖かい心のこも
ったもてなしを受けた。



 中小の旅館でも素晴らしいところはたくさん有るように思うが、残念なこと
に今回泊まった宿は、平日とは言え客はたったの二組しかなく館内は閑散と
していた。巨大旅館の駐車場には、泊り客の車が溢れていたのに・・。(続)


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巨大な有名旅館(JR全線乗り潰しの旅)

2014-01-24 | Weblog


 和倉温泉街の中心は、海辺に要塞のように聳え立つ、地上20階の建物を
中心にした巨大な旅館、1,300名の収容を誇る全国的に人気の有名旅館で
ある。

 この旅館は「プロが選ぶ日本のホテル・旅館百選」では何年も連続しその
総合1位の座を確保し続け、いつ見ても巨大駐車場には、沢山の乗用車や
大型の観光バスが鼻先を揃え停まっていて、その盛況ぶりを窺わしている。



 この旅館の影響を受け、他の旅館も高級志向を打ち出したらしく、ここは
全国有数の高級旅館街と言われるようになった。
しかし、実際に温泉街を訪ねてみると、館内は知れないが街全体は決して
活気付いているようには見えない。



 その訳は知れていて、これらの高級志向な巨大旅館が客を館内に取込ん
で街に離さないからである。
館内にアミューズメント施設を充実させ、毎日のようにイベントやショーを
行っている。従って客は食事の後、下駄を引っかけてカランコロンと温泉街
を漫ろ歩くなんてことをしなくても館内だけで過ごせてしまうからだ。



 確かにそれなりに血の滲むような努力の賜物で有ろうとは思うが、極々
一部の旅館だけが大いに繁盛しても、街全体に活気が無ければ、温泉街
としての体を成さず、そのことは非常に残念に思う。



 一極に富が集中するのではなく、街全体が潤うように何とか出来ないもの
かと、この巨大な旅館を見るにつけ苦々しく思うのは、高くて手が出ず、泊
まれない者の僻みで有ろうか。(続)



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七尾線(JR全線乗り潰しの旅)

2014-01-22 | Weblog
 七尾線は北陸本線の津幡が起点であるが、列車はすべて金沢を始発・
着としていて、能登半島の西岸を北上、途中羽咋から半島を横断し東海
岸に出て半島の中央付近、和倉温泉までの59.5Kmを20駅で結んでいる。



 大阪や名古屋方面からの北陸本線の特急が金沢で一部切り離され、そ
のまま終点の和倉温泉まで乗り入れている。
また関東方面からは、越後湯沢から北越急行線を経由する特急も一往復
運行されている。



 普通列車は、朝夕は2本、日中は1本程度の運行で、ローカル線と言うよ
りも金沢への買い物や、通勤・通学列車の感が強い路線である。

 僅かな時間を惜しむように、駆け足で金沢の町を見て歩き、夕方の便で
そんな乗客にまぎれ、今晩の宿を取った和倉温泉に向かう。

 普通列車の運行は、終点の一つ手前の七尾までだ。ここまで1時間半程
の所要である。



 そこから先はJR線ながらのと鉄道に引き継がれ、改札もホームも別で、
僅か一駅のためにここで乗り換えることに成る。
しかし優等列車は別格で、特急はそのまま終点の和倉温泉まで行っている。
この僅か一駅ではあるが、特急はあくまで特急で、普通列車扱いには成らず、
この間を乗車すると当然のことながら特急券を必要とする。





 のと鉄道のワンマンカーに乗り込んで驚いた。
見事に車内がクリスマス風にデコレーションされている。
「きれいですね」と話しかけると「社員全員が協力して・・。お客様に喜んで
いただけると嬉しいです。」誇らしげに女性運転士が語ってくれた。(続)





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兼六園の雪吊り(JR全線乗り潰しの旅)

2014-01-20 | Weblog
 冬のシーズンの兼六園は初めてだ。
この時期は何と言っても冬の風物詩「雪吊り」が見どころである。
11月になると毎年のように作業の模様が全国ネットのニュースで流されるので、
画像では何度も見ているが現物は初めてである。





 園の中央付近、霞ケ池周りの松の木は、中央に建てた柱から放射状にたらされ
た縄で枝が支えられている。
北国特有の重く湿った雪での枝折れを防ぐ「雪吊り」だ。





 暗く広がる鈍色の空を背景に、美しい円錐状を見せる「雪吊り」は、水面に静かに
その影を映している。早くも傾きかけた西日に縄が映え、黄金色に輝いて、松の緑、
白い雪との対比が、神秘的な美しさを紡ぎ出している。





 空が急変した。
先ほどまで雲の切れ目から差していた陽が途切れ、いつの間にか上空には低く
垂れ込めた真っ黒な雲が広がり、今にも雨が落ちそうだ。
どこか遠くでで雷鳴も轟いている。
 北陸地方は雨雲や雪雲の発生しやすい地勢で、昔から「弁当忘れても傘を忘
れるな」と言われるくらい雨や雪の多いところだ。



 急いで園を出て、バスに乗り金沢市の繁華街、片町で降りた。
多くの人でにぎわう商店街を抜け、犀川大橋を渡ろうとする頃を見計らったように
突然激しい雨が降ってきた。

 これから忍者寺に立ち寄り、長町の武家屋敷群でも見ながら駅に戻ろうかと思っ
ていたが、どうやらそんな雰囲気ではなさそうだ。(続)


(写真提供:石川旅ネット)


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天下の名園・兼六園(JR全線乗り潰しの旅)

2014-01-17 | Weblog


 紺屋坂を登る。
ここは百間堀と呼ばれる場所で、右手に金沢城址の石川門や三十間長屋を見な
がらの急坂が続く。上り詰めると園に向かう桂坂へと続く。
その中ほどに入場券売り場が有り、掲げられている利用案内を見ると65才以上
は無料とある。





「県外でも大丈夫?」と聞くと、「証明できるものをお見せ頂ければ・・」とのことだ。
僅か300円とは言え、やはり素直にありがたい。
しかし、何年か前までは無料で有ったと記憶していたが・・・。

 聞くと、有料化は1976年かららしい。
だとすると最後にここを訪れてから、かれこれ40年も経っていることに成る。
なんだか、つい最近来たような記憶であったのに・・・。
 当時は、24時間無料開放されていた園で、深夜に何者かにいたずらされ、灯篭が
壊されたことによると言う。



 園の中央、霞ケ池の北岸に立つ、灯篭がそれで、有名な「ことじ灯篭」だ。
足が二股に分かれ、片方は長く伸び池の水に浸かっている。
この独特な形が、琴の糸を支える琴柱(ことじ)似ているから名付けられたという。



 兼六園を紹介するとき、必ずと言って良いほどに登場する、いわば園のシンボル
とも言うべき景観の一つであり、それが悪戯されたとあっては有料化も致し方ない。



 何日か前、北陸地方に雪が降ったと聞いていたので、園内一面の銀世界を想像し
たが、さすがにこの時期(12月中旬)ではまだ無理なようだ。 路の雪は解けているが、
それでも屋根の上、木々の根元、植込みの上には真っ白な雪が残っている。
 そんな景色を眺めながら、ぬかるんだ桂坂を上り詰めると「ことじ灯篭」が静かな佇
まいを見せ亭来園者を迎えている。(続)






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茶屋の町並み(JR全線乗り潰しの旅)

2014-01-15 | Weblog
 通りには茶屋町創設当初に建てられた茶屋建築で、国の重要文化財に
指定されている「志摩」や、そのほかにも市指定文化財の「懐華楼」「越濱」
などがある。



 昔の姿を留める茶屋建築は、その内部が公開されているところも有るが、
中には通りに面した姿を変えることもなく、内部をモダンなカフェ・食事処や
ギャラリーなど改修しているところも有り、そんな一軒一軒を訪ねて歩くのも
楽しいものだ。





 そんな中、茶屋街の外れに「ふ」と大きく書かれた暖簾を掲げる店を見つ
け、「生麩まんじゅう」でも食べてみたいと立ち寄ってみる。
江戸は慶応の頃の創業と言う加賀麩の老舗の出店らしい。

 「ふ」がこんなにも色々と種類のあるものだとは思ってもいなかった。
そんな何種類かを鍋で味わうセットが有ると言うので、早速購入してみる。



 東の茶屋街を抜けると緩い傾斜地となり、そこに寺院群が広がっている。
江戸時代初期、城下町形成の折り、高低差のある山麓に意図的に集めた
名残だ。寺院の土塀の続く道は、そのまま背後の卯辰山へと続いている。
 物語の中で芸者・染乃と機一郎が、日本海に吹き抜ける風を受けながら
黒瓦の低い屋並みを見下ろしたところだ。



 東茶屋街近くには、伝統の金箔を伝える市立の金箔工芸館もある。
しかし残念ながら立ち寄るほど時間に余裕もなく、再び橋場町に戻りバス
に乗り、日本三名園の一つ兼六園に向かう。(続)






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東茶屋街(JR全線乗り潰しの旅)

2014-01-13 | Weblog
 目の前に浅野川が流れる浅野川大橋の袂、橋場町までは駅前から10分
ほどである。



 そこに架かる大橋を渡ると、その右手に主計町茶屋街、手前の道が浅野
川に沿った“秋聲のみち”だ。





 バスを降り、川沿いのそんな道を暫く歩く。
ここらあたりは旧御徒町と言われた地で、藩政期には藩主を警護する徒士
(かち)と呼ばれる武士たちが住んでいたところらしい。



 川岸を離れ、左に折れて細い路地を抜けると、そこには東茶屋街が広が
っていた。重要伝統的建造物群保存地区に指定され、江戸時代後期にお
ける庶民文化の雰囲気を今に伝える金沢を代表する観光地の一つだ。
電柱が地中化され、石畳の敷かれた通りの両側に、紅殻格子のお茶屋が
整然と並んでいる。



 一階の通りに面した部分には加賀格子と呼ばれるこの地方独特の細か
な格子がはめられている。
外からは見えにくく、中からは通りを見通しやすいものだと言う。
板張りの二階は背が高く作られ、雨戸が嵌められている。
 切妻屋根の庇はどの家もほぼ同じ高さに揃えられているので、全体に
出入りの小さい平入りの家並みはノッペリとした印象だ。



 入口に立つ1本の柳の木が、何とも色町らしく艶めかしい。
ここ東の茶屋街は、金沢に三か所あった花街では最大規模で、現在も8軒
が営業していて、芸子・芸者さんが20名ほどいると言う。


(写真提供:石川旅ネット)

 夕暮れ時ともなると、お茶屋の店先の低い格子戸を潜り抜け、笛や三味
の音と共に、ひょいと染乃が現れそうな、そんな雰囲気の町並みだ。(続)





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金沢周遊一日フリー乗車券(JR全線乗り潰しの旅)

2014-01-10 | Weblog
 駅構内にある「金沢観光情報コーナー」に立ち寄りってみる。
ここでは観光情報の提供と合わせ、雨や雪が降ると、雨傘や長靴を無料
で貸し出してくれるサービスを行っている。



 ここで「金沢周遊一日フリー乗車券」を購入した。
これは市内の路線バス、兼六園シャトル、かなざわ周遊号などバスの200円
区間が一日乗り放題になり、更に市内14の文化施設の入場料が割引になる
おまけまで付いたお得な切符である。



 市内には各観光地を結ぶように、レトロなボンネットバスが12分間隔、
1周45分で巡っているので、主な観光地を順に訪ねるにはフリーパスを
購入し、かなざわ周遊号の利用が安くて便利で良いだろう。
ただ、兼六園や近江町市場のある武蔵ケ辻には遠回りになるので、こ
の場合は兼六園シャトルなどを利用するとよい。



 駅を出ると正面に、方面別に整備された広々としたターミナルが有る。
それを取り巻くように商業施設やホテル、オフィスビルが立ち並び、そんな
ビルの谷間にバスが引っ切り無しに出入りしている。
人の流れも多く、まさに百万石の城下町の玄関らしく活気に満ちている。



 教えられた3番乗り場でバスを待っていると、外人のグループが「ゲイシャ
ハウス、イク、ココカ?」と声をかけてきた。
一瞬何のことかわからなかったが、茶屋のことを外人向けのガイドブックは
こう紹介しているらしく、すぐに気が付いて「OK!」と答え、東の茶屋へ行く
バスを一緒に待った。(続)








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