
正面に「くずはモール」を見て、手前で右折してガードを潜る。
行く手は淀川で、河川敷にはゴルフ場が広がり、プレーに訪れた人達の
ものか、沢山の車が駐められている。
丁度樟葉駅の裏側に回り込んだようで、左手にホームが見えている。
ここからは京阪本線に沿って、ひたすらフェンスで囲われた堤防上の道
を歩く事になる。

ところで、楠葉(樟葉)の「楠」も「樟」も、何れも「くすのき」の
事である。「くすのき」を広辞苑で調べると『【樟・楠】(クスは「臭
し」と同源か。
「楠は南国から渡来した木の意」クスノキ科の常緑喬木。』とある。

町と「くすのき」には特別な関わりなさそうで、枚方市のシンボル木
は「柳」らしい。HPによると「柳は古来より淀川とともに発展してき
た枚方にふさわしい木で、また、非常に育ちやすい性質をもっているこ
とから、誰でもどこにでも植えられる木として広く親しまれています。
(中略)市制施行20周年を記念して市民公募」で決めたとある。

対岸は高槻市らしく、山の裾野に張り付くように建つ住宅や、高層ビ
ルが望まれる。フェンスに囲まれた道は、建物や街路樹がないので両側
は良く開けている。が日陰が一切なくこの時期の厳しい日差しは堪える
が、風はよく通るので有り難い。

樟葉駅の手前で京阪本線の線路を潜り、堤防に出てフェンスに囲まれ
た道を歩いて来た。周辺には、住宅や商店も無いだけに、途中人と行き
違うこともなかった。

散歩やウオーキングなら、河川敷の方が断然気持ちが良い。
こんな処を歩く者はそうそういないようで、したがって木陰を造る街路
樹も不要らしい。そんな木陰の無い道を、1.3㎞ほど歩いている。(続)
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