酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

東京マラソン2024、Tverで観戦しました

2024-03-03 20:56:06 | Weblog
日曜は東京マラソンをTverで観戦していました。
私はTVはよほどのことがないかぎり見ませんが、隠居してからはマラソンと駅伝はTverなどで見る機会が増えました。

キプチョゲ失速、五輪設定記録全員未達、新谷失速で2時間21分台、日本記録保持者の鈴木健吾脱落と全体的に残念な結果でした。
男女ともペースメーカーがヘボだったようで、それは運営側の責任ですね。
とはいえ、それでも結果は結果。

結局、男性は昨秋のMGCで3位に沈んだ大迫選手が3人目の五輪内定となりました。
女性はまだ3月の名古屋ウイメンズが残っていますが、前田穂南選手の日本新記録(2時間18分59秒)を3月の気温で超えるのはほぼ不可能でしょうから、MGC1位2位と前田選手でほぼ決まりでしょう。
(名古屋ウイメンズに期待はしますけども)

結局、男性はMGCの上位3人で決まり、その後のレースで資格を得られる選手は出ませんでした。
これをもって設定記録が厳しいという意見も出そうですが、世界との差を考えたら2時間5分50秒の設定タイムは仕方がないと思います。

女性はMGC1位2位の2人に加えて、日本新を叩き出した前田選手が3人目でほぼ決まり。
日本新を叩き出したら、そりゃ文句はないですよね。

残酷だけどすっきりした選考方法だと思います。

一つ心配なのは、MGC1位と2位が内定して、その後の選考レースで日本記録が二回出た場合です。
例えば1月の大阪国際女子で日本記録を更新して、さらに3月の東京でそれをさらに上回った場合、1月の選手は出場できません。
オリンピックイヤーに日本新を更新した選手が五輪出場資格が得られないのは、ちょっともったいない気がします。

それでもMGC1位2位は自動内定ということは事前に決められているので、日本新というタイムを重んずるのではなく、MGCという一発勝負優先という考え方は筋が通っていると思います。


噂では瀬古さんはMGCだけで3人全てを決めたかったようですが、大人の理由(スポンサー)で3人目は複数大会の中から1人を選ぶことになりました。
でも結果的にはマラソンが盛り上がることになっている気がします。
それに3人目の選考基準からレース運び・天候・コースの難易度などの揉める要素は排除して、日本人トップで設定記録を超えた選手の中で一番速い人という、明確でシンプルなルールにしました。
これなら揉めようがない。

もし異論が出るとしたら、設定記録のハードルが高すぎる・低すぎるといったあたりでしょう。
でも、それが嫌ならMGCで結果を出せばいいだけです。

パリ五輪、はたして日本人選手はどんなレースを見せてくれるのか。
キプチョゲは神の座に舞い戻るのか。
楽しみです。
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