酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

お数珠を買いました

2014-08-04 19:00:32 | Weblog
今持っているお数珠はプラスチック製の安物です。
昔、親が買ってくれたのか、それとも親の葬式を期に買ったのか覚えていませんが、いずれにしろずいぶん前の話です。

なんとなくボーナスで何か買いたいと思い、ふと思いついたのがお数珠でした。
年寄り臭いけど、そんなお年頃かな。

しかしお数珠選びも難しいものです。
近所の仏具店やお寺さんで買えば迷うほどないのでしょうが、ネット通販だと種類が多すぎて目が回りそう・・・。

宗派と性別で形や大きさが決まりますが、問題は素材です。
木にしたのですが(石は冬冷たそうで)、黒檀・紫檀・鉄刀木(たがやさん)・梅・白檀・つげ・古代杉・ひのき・けやきなど、様々です。
ひのきのお数珠はいい香りがしそうですね。

長さや形は宗派によって違いますし、略式とかなんとかもあるようなので迷ったらお寺さんに聞きましょう。

では特に宗派にはこだわらない・・・という人の場合はどうしたらいいのでしょうか。
その場合は持たない方がいいかもしれません。
だって数珠は仏具なのですから、宗派にこだわらないけど仏具は持つって言うのは矛盾する気がします。
まあそこは個々人の宗教観ですが。

あたりまえですが素材によって値段はピンキリで、プラスチック製は1000円前後、木で一般的なのが2~3000円。
このクラスだと細かい仕上げ(房の種類、ヒモが綿か絹かなど)が選べないから迷わないで済みます。

木の高いものは1万前後、石だとさらに高く数万~数十万円。
こだわりがないのならプラスチックで十分です。
というか、値段が高いとありがたいという考え方は間違いだと思います。
それは宗教屋の思うつぼです。

宗派による違いさえ考慮しておけば、予算と見た目で選べばいいと思います。
大切なのは気持ちです。
高ければありがたいなどと言い出す宗教にはろくなものがありません。


私はさんざん悩んで、だいぶ奮発して白檀のお数珠にしました。
1万円をちょっと超えましたが、まあ年齢的にも一生ものでしょう(笑)。
死んだ時に棺に一緒に入る相棒ってとこかな(;´Д`)

お数珠の修理をしてくれるところもありますので、中のヒモが弱ってきたり房が汚れて来たら修理も可能です。
もっとも修理には数千円かかるようですから、安いお数珠で思い入れが薄いのなら買い換えた方が合理的かもしれません。
その時に買い換えることに抵抗ありそうなら、多少高くても気に入った素材のものを選んだ方がいいかも。


しかしこんなに素材が多種多様とは知りませんでしたし、鉄刀木(たがやさん)なんて素材は初めて知りました。
あと、数珠を買うことを楽しみに感じている自分にもびっくり。
年を取ったということでしょうか。
コメント
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