庵KM

技術屋OBの環境問題独り言

経済問題。交通問題。健康問題。そして、日本の国創り問題。快適社会問題。

【1/2技術】インターネットの道具は、老年世代こそ使えるようにするのは義務。

2009-02-18 | 国語・日本語・漢字
 昨日、友人とスカイプ談義をして、いろいろと刺激をうけた。
その中で、村上さんの提唱している、「1/2技術」「減らそう/止める」活動のことが話題になり、すでにホームページを開設している。とのことでした。
内容は、見てみることが先決ですが、とにかく、凄い量の項目がある。これを、すべて1/2に減らそう。というのですから、実行は大変な決意がいるようです。
しかし、減らす活動をしているうちに、精神面では豊かになり、心にゆとりができてくる。実践している村上さんは、年々、徹底してきて自動車の利用はすでにやめている。

エコロジスト(環境重視主義)は、省エネルギー、省資源を最優先で進めることが、すべての面で良い影響を生みだしていく。と主張しています。村上さんはさらに進めて、セコロジスト(せこいことが価値あるとする、精神運動)の実践をしている。
私なりに考えてみたことを、少し、掘り下げておきたい。

インターネットの活用は、まさに、セコロジストの主要道具ということです。
村上さんから推奨された「スカイプ」(画像付き無料電話)は、遠距離に住んでいる人同士で、時間さえ合わせられれば、地球の裏側からでも、姿を見ながら会話ができる。海外勤務を余儀なくされている親戚や友人との会話が、自然な形でできる。ということで、飛行機で帰省することが節約できる。
【1/2技術】の実例でしょう。

現在は、インターネットの通信環境のレベルが高くない地域では、この道具は利用できない。
村上さんの春夏秋の拠点である滋賀県では、残念ながら利用できないそうです。
高速道路ばかりにお金をつぎ込まないで、インターネット通信網をもっと充実すればよいのに、なにを躊躇しているのだろうか。総務省も、インターネット関連事業者も、【1/2技術】を知らないのでしょうか。いや、知っているはずだが、そこにお金を回す価値を知らないだけでしょう。
誰が教えてあげるのでしょうか。納税者であり、「スカイプ」の利用者、潜在利用者予備軍でしょう。
でも、今はその可能性のある「老年世代」は、「スカイプ」などの最新の道具を知らないし、また、たとえ知っていても、家族の誰かが(同居、または出入りする若い人)それに詳しくないとやれない。と思いこんでいる。

自分でやる。これが、これからの老年世代の義務である。
だから、パソコン、インターネット、その道具には、優先的にお金を回す必要がある。
自動車や高速道路に比べたら、ほんの一部のお金で済むはずであろう。誰か計算してくれないかな・・・。
これを、納税者の共有する優先課題として合意する。
政権交代よりも、これが優先する。では、どの政党がそれを公約にいれているか?
インターネットで調べればすぐ出てくるはずだが、それも、一覧表があれば、わかりやすい。

【1/2技術】の実現には、これも、やっておく必要がある。
有閑階級の老年にとっては、やるべきことがまた出来てきた。忙しい、忙しい。
いや、これも忙しさは半分にして、あとはじっくりと考える時間も必要でしょう。 


1 コメント

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政治も企業も個人も全て1/2に徹底すること (村上 和隆)
2009-02-19 09:51:39
やれ太陽光発電だなんだかんだという前にやるべきことがあるように思います。半分1/2を徹底してやると結構おまけが沢山きますよ
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