![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/28/99b454d978cdd4ac850b253538d3cf50.jpg)
早川尾根を踏破して地蔵岳オベリスクをめざす
(早川尾根にて Aug.2011.撮影)
今年”チ~ム Bigover” は、この夏の山行に早川尾根踏破をめざした。
8月12日~4日間(うち予備日1日)の計画で、北沢峠~早川尾根~地蔵岳~広河原をトレースする。
行動中好天に恵まれ、充実した山行成果を得た。
記録
山域 南アルプス 北沢峠~地蔵岳
目的 早川尾根の踏破及びピークハント
日程 2011年8月12日~8月14日
メンバー ”チ~ム Bigover” の2名
場所 長野県戸台~登山口 北沢峠(座標 N35°44′32″/E138°12′49″ )
ルート概要 1日目 深夜自宅発~戸台仙流荘前 P(バス8:00発)・・
9:00北沢峠(2030m)→栗沢山(2714m)→アサヨ峰(2799m)→
17:30早川尾根小屋 BC(2400m)
2日目 4:30BC(2400m)→広河原峠→赤薙沢ノ頭→白鳳峠→高嶺(2779m)→賽の河原→
地蔵ヶ岳(2764m)オベリスク岩塔頂上→往路往復→2:45早川尾根小屋 BC(2400m)
3日目 5:00BC(2400m)→広河原峠(2344m)→野呂川沿いの林道→8:10広河原(1529m)
・・戸台仙流荘前 P~仙流荘で入浴~南アルプスむら(道の駅)で昼食~自宅着19:00
トレース地図
・累積標高(上り): 1596m 累積標高(下り): 2134m
・総歩行距離 18.43km
・行程時間 一日目 北沢峠~早川尾根小屋 8.5時間
二日目 早川尾根小屋~地蔵岳往復 10.0時間
三日目 早川尾根小屋~広河原 3.0時間
・ルート状況 無雪期・一般ルート
・山行形態 テント2泊/トレック
○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○
以前仙丈ヶ岳に登った折、この尾根の美しさに心ひかれた。
標高2000m超えの、長大でうねるような稜線。
緑に包まれた美しい尾根が、甲斐駒ケ岳から地蔵岳まで伸びる。
ここをトレースする事が今回の山行目的だった。
初日の行程は、いつも辛い。
重くパックされたザックが、容赦なく体力を奪う。
栗沢岳の登りでバテに襲れるカミさん。
朝のバスに乗り遅れ気が焦った。
オーバーペースだったか?
それでもがんばって、明るいうちにBCとなる早川尾根小屋に到着する。
飯食って、爆睡!
あくる日は体調もよくなり、軽荷で晴れ渡った南アルプスを満喫する。
早川尾根の赤薙沢ノ頭や高嶺などの顕著なピークを越え、地蔵岳をめざした。
鳳凰山は花崗岩の山、高嶺を過ぎると山容が一変する。
うつくしく象徴的なオベリスクには魅了された。
暑さで疲れの出始めた僕らは、ここで時間をかけて白い山で遊ぶ。
帰路BCまでは、また同じ道を辿る。
午後からはあいにくガスが出て、遠方までの眺望はなくなった。
写真では絵になりにくい風景になり、一眼レフのカメラはザックにしまわれた。
でも、うねる尾根にかかる真っ白なガスが、高山の雰囲気をかもし出してくれる。
途中の白鳳峠、マツボックリをついばむアカゲラに出会う。
誰にも会わない静かな早川尾根の歩きが続いた。
僕たちは十分満足していた。
最終日も晴れ、早朝BCを撤収して山梨県側の広河原に降りる。
その行程わずか3時間、少し膝に痛みを覚えるぼくの体にはちょうど良かった。
日本でも最も奥深いと思われる山中での山行は、天候に恵まれ二人にとって三ツ星のものとなった。
標高2000m超えの、長大でうねるような稜線。
緑に包まれた美しい尾根が、甲斐駒ケ岳から地蔵岳まで伸びる。
ここをトレースする事が今回の山行目的だった。
初日の行程は、いつも辛い。
重くパックされたザックが、容赦なく体力を奪う。
栗沢岳の登りでバテに襲れるカミさん。
朝のバスに乗り遅れ気が焦った。
オーバーペースだったか?
それでもがんばって、明るいうちにBCとなる早川尾根小屋に到着する。
飯食って、爆睡!
あくる日は体調もよくなり、軽荷で晴れ渡った南アルプスを満喫する。
早川尾根の赤薙沢ノ頭や高嶺などの顕著なピークを越え、地蔵岳をめざした。
鳳凰山は花崗岩の山、高嶺を過ぎると山容が一変する。
うつくしく象徴的なオベリスクには魅了された。
暑さで疲れの出始めた僕らは、ここで時間をかけて白い山で遊ぶ。
帰路BCまでは、また同じ道を辿る。
午後からはあいにくガスが出て、遠方までの眺望はなくなった。
写真では絵になりにくい風景になり、一眼レフのカメラはザックにしまわれた。
でも、うねる尾根にかかる真っ白なガスが、高山の雰囲気をかもし出してくれる。
途中の白鳳峠、マツボックリをついばむアカゲラに出会う。
誰にも会わない静かな早川尾根の歩きが続いた。
僕たちは十分満足していた。
最終日も晴れ、早朝BCを撤収して山梨県側の広河原に降りる。
その行程わずか3時間、少し膝に痛みを覚えるぼくの体にはちょうど良かった。
日本でも最も奥深いと思われる山中での山行は、天候に恵まれ二人にとって三ツ星のものとなった。
今回確認出来た主な動植物
ミヤマダイモンジソウ、アキノキリンソウ、ゴゼンタチバナ、シオガマ、シナノオトギリソウ、トウヤクリンドウ
ホウオウシャジン、ホタルブクロ、ウスユキソウ、ギンリョウソウ、カニコウモリ、タカネビランジ
アカゲラ
詳しい記録はこちらで(トレース図/写真あり)
BIGOVER Photoへもどうぞ
![人気ブログランキングへ](http://image.with2.net/img/banner/banner_14.gif)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます