Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

山岳信仰の山(御嶽山 山行記録)

2014年07月24日 | Mountain summer
『トラバース』

(御嶽山にて 2014.7撮影)


7月21日は海の日、”チ~ム Bigover” は木曽御岳山へ。
この山へは初めてなので土地勘はない。
登山口までのアプローチも地図を見ながらとなる。
こういう山行は帰宅するまでワクワク感いっぱいで、
おもしろい山旅が出来ていいものだ。

山行記録
 山域     木曽御嶽山
 目的     ピークハント山行
 日程     2014年7月21日(月)曇りのち晴れ 
 メンバー   ”チ~ム Bigover” 2名 
 登山口    長野県王滝村 田の原天然公園 P
 ルート概況  ・累積標高(上り): 970m  ・累積標高(下り): 970m  
        ・総歩行距離;8.5km   ・行程時間  9.5h 
        ・ルート状況  無雪期・整備ルート 
        ・山行形態   トレック登山(ビバーク装備有り)

 行程
  07/21(月) 自宅深夜発→彦根IC→中津川IC→田の原天然公園 P
     1日目  6:20入山 田の原登山口(2190m)~王滝口登山道~
          10:10御嶽山 剣が峰(3067m)~お鉢巡り~同ルート下降~
          16:00田の原登山口(2190m)下山
          田の原天然公園 P→中津川IC→彦根IC→自宅 帰宅
トレース地図


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この世にあるものは、
時間と共に劣化しやがて無くなる運命にある。
それは物も動植物も同じである。

登山も長くやっていると多くの山道具が家にあり、
それらも月日に伴って経年劣化する。
我が家のお道具達も、ぼちぼち更新時期にある物が多い。

人の体も同じく加齢に伴い、そこかしこが老化してくる。
筋力や持久力は、ある程度トレーニングや訓練で若い頃に近い力を維持出来る。
しかし50歳も幾年か過ぎると、普段運動していても
反射神経、瞬発力、平衡感覚、動体視力などは能力の劣化を感じる。

今回の山行の帰路車中、突然右目に違和感を感じた。
視界にゴミのようなものがあり、そいつがウゴウゴと動く。
飛蚊症である。
これになる原因は諸説あるようだが、要するに眼球の水晶体の劣化である。
病気ではないので心配はいらないらしいが、残念にも有効な治療法もないらしい。
これからは、この鬱陶しいウゴウゴとうまく付き合っていくしかないようだ。

加齢を止める事は出来ない。
それに伴って身体能力の劣化も進行する。
そんな現実の自分を受け止めていく必要が今後はあるようだ。
そして、体の状態にあわせて自分のムーブをコントロールし、
自分が今出来る高パフォーマンスを描き、それを追求し続ける事が使命だと考える。

今回訪れた登山道の其処彼処には、お堂や神像がたくさん祀られていた。
御嶽山は修験者達の山岳信仰の山。
目の事もあり、この世の普遍的な世界観に触れる事が出来た山行だった。
山を長年やってきた私だから、先達の修験者のように少しは悟りに近づけたかな?

いやいや、まだまだ甘いんだろうな。

ヤマレコ記録はこちら(写真/行程詳細記載)
       
BIGOVER Photoへもどうぞ

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (MA)
2014-07-30 21:45:18
体の衰えについては同感です。お互い養生しましょう。
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Unknown (bigover)
2014-07-31 09:47:17
MAさん、ご無沙汰です。
養生と運動のバランスが課題です。
また時間作って、どこか登りにいきましょう。
返信する

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