郷里の友だちが年賀状に「私にもバッグを作って欲しい。」と書いてきた。
実はその年賀状というのは一昨年のもの。
「急いでないからいつでも」をいいことに、頭の隅に常にあって気にしてるのになぜか取り掛かれず1年以上が過ぎてしまった。
前回アップの合財袋を作ってようやく制作モードになり一気に仕上げた。
その友だちはお寺の住職の奥様なので着物を着る機会もあると思われ、和のバッグに決めた。
紬の端切れの画像を数点送って、松葉の柄を選んでもらった。
その確認は年賀状を貰った直後の迅速な行動だった。なのに、だからこそ尚更1年以上放置とは…。
Fさん遅くなって本当にすみませんでした!
紬の端切れは両面と取っ手、かぶせに使うのがやっとの広さで、外ポケットの見えない部分、内側の処理は濃紺の布にした。
マチは彼女の好みの色かどうか自信がなかったが、山吹色の帯が厚くてしっかりしているのでそれに決めた。

タテ23㎝×ヨコ30㎝×マチ12㎝
内部の両サイドにポケット3つ。

かぶせはマグネットボタンの方が見栄えがいいが、中味がいっぱいの時と少ない時でスライドして留められるよう、使い勝手を優先してマジックテープにした。




かぶせはマグネットボタンの方が見栄えがいいが、中味がいっぱいの時と少ない時でスライドして留められるよう、使い勝手を優先してマジックテープにした。

手近にある物なんでも活用しなければ。
週末に送ったのでそろそろ届く頃。気に入ってくれるだろうか。