goo blog サービス終了のお知らせ 

言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

女五人イギリスの旅  3 ウィラルのホテル

2014年05月28日 | 


乗り物酔いに加えて時差の影響もあったのか午後11時近くまで熟睡してしまい、しかし目覚めたら体調はすっかり戻っていた。
この日の部屋割りはKさんTさん姉妹がツインの部屋、あとの3人はシングルだった。
夕食欠席のお詫びに行こうかとも思ったが、すでに寝ているかもしれない微妙な時間だったのでやめた。
このホテルには連泊するのである程度の荷を解いた。
シャワーを浴び、できれば再度たっぷり睡眠を取った方がいいのだがどうしても眠れない。
出発からのことを忘れないうちにメモしたり、文庫本を読んだりしているうちに窓の外が白んできた。
イギリスは緯度が高く、旅行中夜は午後9時過ぎまで明るかったが、夜明けも早かった。

近所を散歩しようとホテルを出ると、Kさん、Tさん、Mさんが近所を一回りして戻ってきたところだった。
再度4人で逆方向を散歩した。
リバプールの対岸にある半島のこの地区は、落ち着いた郊外の住宅地といった感じだった。
瀟洒な家々が並び、丹精した庭を擁していた。
 
午前7時に全員で朝食を済ませ、前庭のテーブルで8時半に迎えに来るBさんを待った。
今日14日はご主人のSさんにはゆっくり休んでいただき、Bさんにリバプールを案内していただくことになっている。
 
赤い二階建ての路線バスに乗り、マージー川の下を通る地下トンネルを抜け、さあリバプールへ。
                     To be Continued