5月12日~19日、イギリスに行ってきた。
2009年秋、オーストラリアのケアンズに旅行した時にお世話になった高校時代の同級生Bさんのご主人はイギリス人で、昨秋からご夫婦で長期休暇をとって故郷のリバプールに帰っている。
「イギリスにいる間にみんなで来ない?」と誘われた。
そこで即アクションを起こすのが旅仲間のZさんである。
ネットで検索し、ドーハでトランジットするイギリス往復9万円弱(カタール航空)のチケットを見つけ出した。
5月といえば旅行のオンシーズン、なのにこの価格である!
ケアンズに同行したKさん・Tさん姉妹もOK、そして前回仕事の都合で行けなかったMさん(Bさん帰国時の木曽路旅には参加)もOK。
国内での手続き諸々はZさんにお任せし、イギリスでのホテル手配や旅程プランニングはBさんにお任せし、心強い限りである。
そしてBさんからは「gang of five」の名誉あるグループ名も頂戴し、かくして女五人イギリス旅行はあっけなく実現の運びとなった。
出発は12日22時30分で、成田空港集合は余裕を持って19時30分にした。
折しもその日はWカップ日本代表発表の日で、成田エクスプレスに乗り換える新宿駅で号外を配っていた。
これから向かうトランジットのドーハは、どこにあるのか知らない人も「…の悲劇」のフレーズを付けて誰もがその地名を知っている。
ゴン中山が頽れ、ラモスがへたり込んだあのシーンはあれっきり。
昨夜のなでしこジャパンはまさにあの逆の立場になり勝利したではないか。ガンバレ日本!
……話題が逸れてしまった
午後7時に待ち合わせ場所のカウンターに行くと、すでに4人は来ていて両替も済ませていた。
急ぎ両替をした。当日のレートは£1=¥181.22だった。
Zさんが全員分をネット予約してくれていたのでeチケットをプリント、さらに36時間前にチェックイン手続き・座席指定もしてくれてそのプリントもあり、手続きは簡単だった。感謝の一語に尽きる。
重いスーツケースを預けて身軽になり、夕食はしばらく食べられない和食にした。
ボーディングタイムの21時30分に96番ゲートに行き、予定通り22時30分に離陸。
さあ、まずはドーハに向けて11時間半。長いようだが映画のラインナップは充実していたし、就寝時間帯なので苦にはならなかった。
離陸直後に夕食が出た。空港でお蕎麦を食べていたが、軽かったのでしっかりいただいた
着陸直前には朝食も出た。ドーハとの時差は6時間で窓は深夜の闇だが、我々の体内時計はたっぷり寝た後の朝である。
午前4時(日本時刻午前10時)、無事ドーハ空港に到着。
タラップに出ると蒸し暑い空気に包まれた。気温31℃ということだった。
乗り換えの待ち時間3時間半。長いと思っていたが、連れがいるとあっという間に過ぎる。
ノートパソコンを持参したZさん・Tさんは、待合所の椅子をデスクにして易々と起ち上げる。
明け方でもお店は開いていた。
カタールの通貨は何だろう?もちろん両替などしていない(帰途、残ったイギリスポンドで買い物ができた)。
Zさんが「カードが使えるか試してみる。」と言って店に行った。
好奇心旺盛で、且つ行動を起こすのには本当に感服する。
「カードでコーラを買ってきたよ。」と言いながら帰ってきた。
ボトルにはアラビア文字でコカコーラとあった(たぶん)。
午前7時30分ドーハ出発。またもや朝食が出たが、我々にとっては昼食の気分なのでもちろんいただく。
チキンペーストっぽいものが春巻き状に包まれたホットサンドと甘いケーキだった。
さあ、5時間半後はいよいよイギリスだ!
To be Continued