手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

新そば粉を使って10割そばの手打ち蕎麦を賞味する

2008-10-16 17:57:42 | 蕎麦・うどん
昨晩は、この秋に収穫されたばかりの蕎麦の粉だけを使って、手打ちで蕎麦を打ち、賞味した。つなぎの粉など一切使わず、そば粉だけ100%を使った手打ち蕎麦は、打つのに難しい、と言われているが、そんなことは無く、成功した。茹でる前後でも、お蕎麦が切れることなく、食べてみて、香りの良い、腰の強い蕎麦を堪能できた。食べながら、これなら、時々、街のそば専門店で食べている蕎麦に十分に太刀打ちできるのでは、と思えるほどの出来栄えだった。恐らく今まで打ってきた10割そばの中では、昨晩のものが最も上手くできた、と思えた。
そういえば、昨晩は、そば切り包丁として、先日3万円で購入したものを始めて使ったのだが、そのことが、満足のいく手打ちそば作りに影響している、のだと思う。のした蕎麦生地を切っているときの、手に伝わる切れ味が、今まで使っていた安物の包丁とは、全然違っていた。
やはり、満足のいく手打ち蕎麦を作るのには、ある程度、値段の高い、良質の包丁を使うことも、大きな条件になっている、と思った。
手打ち蕎麦、と言えば、先日、アメリカのシアトルに行った時、現地に住む妹やその息子のアンソニー君が手打ちのうどんや、蕎麦が好きだ、というので、うどん粉のほか、そば粉も日本から持っていった。そして、現地で、妹やアンソニー君の眼の前で、私は、手打ちうどんや2-8の手打ち蕎麦を打って、食べてもらい大好評だった。そのときに、アンソニー君がうどん打ちや蕎麦打ちを習いたい、と言うので、教えるつもりで、一度だけ、二人で一緒に300グラムづつのうどんを打ったら、その後は、彼は、上手く手打ちうどんを作れるようになり、「今後は食べたいときにいつでも作れる!」と、本人も妹もすごく喜んでいた。そして、今日、妹からインターネットで、私のパソコンに届けられたメールによると、アンソニー君が、なんと、手打ちで2-8蕎麦を打ち、それが非常に美味しかった、とのことであった。私がアンソニー君の前で打った2-8蕎麦作りの要領を身につけていたらしい。どうやら、妹もアンソニー君も、手打ち蕎麦の通になったようだ。


コメント
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