手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

事故米の不正転売事件で農林水産省のトップは無責任!!一方で三笠グループが自民支部に献金

2008-09-18 18:36:49 | 社会
残留農薬などに汚染された事故米を不正転売していた「三笠フーズ」事件は、その中身を知るにつけ、はらわたが煮えくり返る思いでいっぱいになる。事件を起こした悪徳商法の三笠フーズは、数年前から内部告発され、これまでに、農林水産省の担当者が数十回も調査を行っていた、という。ところが毎回の調査で、問題無し、とされ、調査報告書には、いつも同一文章が綴られていた、という。
今になって、不正転売が分かり、農林水産省は、かつて調査に出向いて不正を見抜けなかった担当者を処分する、という。これって、実におかしい!!これは、農林水産省の上層部、トップが謝罪し、責任を取るべきではないのか。担当者を派遣した側の監督者としての責任もあるハズ!。
それに、今日のニュースでは、三笠フーズのグループが自民党の支部に4年間で112万円の献金をしていた、という。やはり、そうだったのか、という思いを強くする。
ずさんな国民年金の管理で実態をさらけだした厚生労働省や今回の農林水産省など、日本の行政の中枢は今や信用失墜している。というよりも、今まで、省庁の中に隠れていたウミが、一部分、明らかになってしまっただけなのだ。省庁に仕える官僚たちは、かつては塾に通うなどして猛勉して激烈な競争試験を勝ち抜いた後は、その能力を、如何に世間を誤魔かすか、とか、自分の保身術・正当化に、応用している、としか思えてならない。


学習塾を考える(4) 塾で教えていないもの/教えてくれないもの

2008-09-16 16:45:38 | 教育
今の小中学校では、道徳に関する授業は、少し取り入れられているようだが、ほとんど重視されていないようだ。一方、学習塾では、道徳とか、人間いかにあるべきか、いかに生きるべきか、といったことを教えていない。これは、現在の学習塾の目的が、学校の試験でいい点数を取るため、とか、希望する学校に進学できるように入学試験でいい成績が取れるようするため、ということだからである。このことは、現在の進学試験や入学試験では、道徳性とか人間性そのものを考査していないから当然といえば当然だ。でも、実は、人間性やモラル面をテストしていない、という、これこそが最も重要な問題を内包しているものなのだ、と思う。
現在、多くの人々が、将来のエリート/豊かで安穏な生活をのみを夢見て、このような塾を、東大など一流の大学に入るためだけの道具として使っている。そして、やがて一流大学に入った彼らは、受験で培った巧みな勉強術を駆使して公務員試験にも合格して、日本の国家を取り仕切る官僚となっていくのだ。つまり、総務省とか法務省、防衛省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、などというような、お役所/公務員として職を得るのだ。
今や、これら官僚など公務員による不祥事がクローズアップされている。そして、業者との癒着、政治家をも影で操る官僚、公務員制度改革の骨抜き、などなど、目に余る。
お役人天国の日本で、官僚など公務員による不祥事は、今後とも次から次へと続いて発生していくであろうが、これは、基を辿れば、先に述べた、進学試験や入学試験などで、人間性やモラル面をテストしていない、という、ことに起因している、と思う。人間性やモラル面をテストすることで、不祥事を起こす人間を、排除できるようにしない限り、問題は永遠に解決できないだろう。そこで、この問題解決に向けては、また別の問題が出てきてしまう。それは、人間性やモラル面をテストする、として、これをどのように評価するか、という大きな課題が浮上する。今後は、この課題解決に向けて、知恵を出し合うべきであろう。
-----将来、果たして、人間性やモラル面を厳しくテストする、なんていう制度が実現するか、非常に難しいだろう、ことは想像される。もし、実現したら、学校や塾の場で、どんな人が人間性やモラルといった内面に立ち入った事柄を教えるのか、最適な人を探すのに苦労するだろう。その道の説法が得意なお寺の住職やお坊さんにも登場してもらう場面が出てくるかも知れない。


「豊水」という品種の梨、すごく美味しかった!

2008-09-13 13:34:52 | グルメ
数日前、母に頼まれて、梨を買うため、母とともに、車で母の親戚のある田舎に行ってきた。車で50分くらいのところに、85歳くらいになる母の妹さんが一人で住んでいて、今は、足腰が悪くなり、腰を曲げて私たちを迎えてくれた、その妹さんは、最近まで、畑で梨を作っていたが、現在は作っていない。そこで、母は、妹さんに頼んで、妹さんの隣の農家から、梨を買ってくれるよう、手配してもらっていた。
妹さん宅に着いてから、妹さんは、隣のおばさんのところに行って、私たちが来ているのを連絡してくれた。ほどなくして現れた、隣に住む、おばさんも80歳を少し過ぎた方で、腰をかがめるように縁側に腰を下ろした。そして、私たちは、おばさんに、今回買った四箱分の購入代金(一箱10kgの梨は3500円だった)をお支払いした。なお、このとき、おばさんは、私たちのために、不揃いで、見た目の形も悪い梨を、8個ほど持ってきていて、それをプレゼントしてくれた。不揃いなために売り物にはならない梨であることは、すぐに分かった。でもこれらの梨は、どれも直径が13センチ~15センチ前後ある大きいものだ。母の妹さんが、その中の1個を剥いてくれたので、私たちは、その場で食べてみた。すると、その甘いこと、美味しいこと!絶句するほどだった。思わず、こういう美味しい梨は、生まれて初めてかも、と叫んでしまった、ほどだった。それに、すごくミズミズしくて、水分もたっぷり含んでいて、皮を剥いた梨にフォークを通して持ち上げると、水分がポタポタとしたたり落ちた。この梨は「豊水」という品種だそうだが、その名前にふさわしく、タップリと豊かに水分を含んでいた。
さて、私は、縁側に座り込んだおばさんと、少しの間、梨について雑談を交わす機会があった。「多くのお客さんから、梨の注文をもらっている。けれど・・」と、前置きして、話しを始めた、そのおばさんによると、
おばさん夫婦だけで梨作りをしている。しかし、80歳を過ぎた高齢の夫婦で梨作りをしているので、身体に負担がかかり、最近は梨作りをやめよう、と思っているそうだ。おまけに、おばさんのご主人が最近、脳梗塞を患い、言語障害が少し残っている、とのこと。また、おばさんの子供さんたちは、梨作りをイヤがって、別の職についている。
・・とのことだった。
私は、やはり、ここでも若い人の農家離れが進んでいるのだナア、と感じた。
でも、こんなに美味しい梨、是非とも、来年も、今後とも、身体に気をつけて、作り続けてほしい!と、おばさんに頼んで、私たちは、母の妹さん宅を後にした。


電車内、隣の居眠りする人が寄りかかってきた

2008-09-10 17:44:56 | 想い出
昨日、帰宅途中の電車内で、私の隣に座っている女性が居眠りをはじめた。よっぽど眠かったらしく、だんだんと彼女の頭部が私の肩ごしにのしかかってきた。20歳半ばと思われる彼女は、茶色に髪の毛を染めていて、お嬢さんというより、今風で言えば、ギャルという言葉がピッタリの女性だった。
これまで私は、隣にすわる乗客が居眠りしたときに、肩越しに寄りかかってこられた経験を何度か持っていて、こんな場合、私はできるだけ、そっと何もしないで、寄りかかられた姿勢のままにして過ごしている。昨日の場合もそのようにして過ごした。恐らく、隣の女性は、かなり眠かったであろうし、それに、私も電車内で眠ってしまったとき、まったく気がつかないうちに、隣の乗客にもたれかかったことがあるかも知れないのだ。
実は、昨日もそうだったが、このように寄りかかられたとき、何故か私は、約20年前に聞いた"エピソード"を想い出していた。それは、サラリーマンだった当時、私の勤める会社に派遣されていた、高田さんという名前のおばさんから、伺った話だ。
ある時、高田さんが夜遅くまで残業して、電車で帰宅するときに、その車内で、偶然に、同じ会社に勤める、横井さんという女性と一緒になった、という。彼女たち二人が、横並びの座席シートに座って帰るとき、横井さんの隣りに、長靴をはき、ボサボサ髪をした、お酒も飲んでるらしい、労務者風の男が座った、という。そしてやがて、男はコックリ、コックリと居眠りを始めて、その頭部を横井さんの肩越しによりかからせてきた、という。しかし、横井さんは、イヤな顔もせず、下車駅まで、そっとして動かず、男の人の居眠りを妨げなかった、そうだ。
翌日、高田さんは、驚きながら、この昨晩の出来事を、私に、聞かせてくれた。電車を降りて、帰宅する際、高田さんは、横井さんに、「男の人によりかかられた時、どうして席を移るなどしなかったの?アルコールも入っていて、臭かったでしょうに!」と、尋ねたそうだ。すると、横井さんが、次のような内容の言葉を口にしたそうだ。"男の人が、すごく疲れているようなので、その熟睡を妨げるのは気の毒に思って、席も変わらず、寄りかかられたまま過ごしていた"。これを聞いた高田さんは、すごく感心した、という。私は、当時、仕事で横井さんとは、一緒の仕事をすることがあって、若い彼女のことは、いかにも聡明そうで、見るからにお嬢さんらしい、感じの良い素晴らしい女性だ、と思っていた。高田さんから、横井さんに関する、このエピソードを聞いて、私もまた、すごく感心した、ことを覚えている。
今頃、横井さんは結婚されて、心優しい良妻賢母として、毎日を明るく過ごされているのだろう、と想像している。


学習塾を考える(3) 塾ほど利益率のいいビジネスは無い!

2008-09-09 00:46:47 | 教育
塾を開くには、例えば、製造業みたいに原料とか、製品を生み出す機械なども一切要らない。生徒たちに教えるための能力さえあればいいのだ。こんなに利益率のいい商売は、ほかに思いつかない。私の知り合いの方の弟さんは、フランチャイズチェーンの塾の塾経営を任されているそうだが、彼は最近、軽井沢に別荘を建てたそうだ。そういえば、彼は猪苗代湖のほとりにも別荘代わりにマンションの一室を所有していて、私は約10年前に知り合いの方とともにドライブ旅行を楽しんだとき、そこに泊めていただいたことがあった。
フリーターやニート、さらにはワーキング・プアと呼ばれる人たちが、大勢生まれてしまう、この厳しい世の中。親たちは、せめて我が子には、そのような人にならないように、と涙ぐましい苦労をして、高い月謝の塾に子供を入れており、今後も、ますます塾ビジネスは活況を呈しそうだ。
塾ほどおいしい商売はない!


学習塾を考える(2) 塾は学校や文部科学省にとっては恩人!

2008-09-05 14:59:21 | 教育
小学生の場合、塾の存在は、落ちこぼれを生む、という一面を持っているが、その一方で、学校や文部科学省にとっては、恩人としての役割を持っている、と言えよう。
毎年のように、世界各国間での学生の学力レベル順位の比較が行われているが、その中で、我が日本が上位を確保できているのは、塾の存在が大きく寄与している、と考えられるからだ。今や日本国中、小さな町にも、塾が存在していて、ここで、学校での教育では不十分だったことの補習、というか穴埋め的な作業が、"私的"に行われているのだ。そこで、もしも、塾というものが全く無かったとした場合を想定してみると、生徒にとっては、穴埋めが行われない分、かなり学力が低下してしまう、ことは確実である。
学校の先生や文部科学省のお役人は、日本の生徒たちの学力が世界の中で上位を占めているから、といって、自分たちの現在の教育方針が正しい、と思ってしまうのは、早合点というものだ。実は、日本の生徒たちの学力を高めてくれているのは、街に氾濫している学習塾の恩恵があればこそだ、ということに気がつくべきであろう。



学習塾を考える(1) 小学生向け塾が落ちこぼれを作る

2008-09-04 16:03:46 | 教育
最近の新聞で、小学生が学習塾に通っている割合が多くなっている、という記事を見た。年年歳歳、入塾率が高くなっている、という。
文部科学省が行った実態調査結果によれば、通塾率は小学生の場合26%、中学生が54%だった、とのこと。小学1年生では16%、同2年生では19%の児童が塾に通っている、という。塾にかかった小中学生1人当たりの平均月謝は2万1300円。塾に通わせない理由の中、「費用が家計を圧迫する」とした回答が小学生のいる保護者の26%、中学生の保護者で29%いた、という。
ここで大きな問題になるのは、塾に通っている子供と通っていない子供との間で、学力格差/能力格差が生まれてしまう、ということだ。塾に通わせたくても経済的に無理なため、通わせられない家庭もあるであろう。教育の機会均等といいながらも、現実には、家計の経済格差によって、塾に行かせてもらえない子が相当数いるものと想像される。
私は昨年、小学校で毎週土曜日に、生徒たちの勉強指導を行ったが、その経験から言えば、塾に通っている子と通っていない子とで、授業に対する態度には、総じて大きな差があることを目にした。塾に通っている子は、すでに塾で予習/復習をやっているせいか、断然、積極性があり、授業を引っ張っていく傾向が顕著であった。その結果、ともすれば、塾に通っていない子は消極的になり、授業に十分についていけず、落ちこぼれ予備軍に陥ってしまう、ということが十分あり得る、と常々憂慮している。塾に通っている子と通っていない子とが入り混じった中で、授業を進める教師にとっては、非常にやりずらい、と思えてならない。この問題点について、我が街の教育委員会に伺ったが、有効な解決策を打ち出せていない、のが現状だった。



文部科学省による教員不正採用の調査は全くのナンセンス!

2008-09-02 18:30:42 | 教育
去る7月16日に、文部科学省は47の都道府県と17の政令指定都市の教育委員会に対して、教員の採用や昇任に絡んで、どのような不正防止策を講じているか緊急の実態調査を実施することを決めた、という。調査の主な目的は、教員採用試験を実施するにあたって、透明性や公正さが確保されているどうか、などを中心に調べ、議員ら有力者からの口利きなどの不正があったかどうかも確認するのだ、という。
私はこのニュースに接して、はたして、この調査で正しい調査が行われるのかどうか、大いに疑問を感じる。実態調査を教育委員会に委ねている、というのが、そもそも間違いであり、ナンセンスだ。このような調査では、例えて言えば、窃盗集団に対して、「お宅のところでは盗みをしていないですか?」と、質問しているようなものであり、決して真実の回答は得られないからだ。大分県の教育委員会みたいに、教育委員会が組織ぐるみで、採用汚職をやっている教育委員会は全国で他に無い、とは決して言い切れまい。従って、私は、調査を委託するのは教育委員会ではなく、第3者機関を作ってそこに調査を委託すべきだと思う。
大分県の事件が最初、報道された頃、テレビでのコメンテーター諸氏は、他県でも同様な不正が今後出てくるだろう、と述べていたが、実際はその後、他県でこの種の不正が全く摘発されていない。教員の不正採用などが全国アチコチで行われているらしいというのは、インターネット上の書き込み記事を見るまでもなく、数多く見聞するところであり、火の無いところに煙はたたないハズである。恐らくは、不正を行っている当事者たちは、当面はダンマリを貫き、嵐が過ぎるのを待っている心境なのだろう、と想像する。


東京ディズニーランドで孫娘たちと遊ぶ

2008-09-01 18:11:37 | 
小学生たちにとっては、最後の夏休みになった昨日は、孫娘たちとともに東京ディズニーランドに行ってきた。ここはオープンしてから25年になるそうだが、私にとっては初めて訪れた場所だ。というのも、私にとっては、いままで興味がなく、行く気がしなかったからだ。でも今回は、是非行こう、という娘やその子供(私の孫)たちに誘われて、行くことにした。彼らは、今回が2度目だそうだが、同行した家内は、私と同じく初めてである。
昨日の場合、前日まで数日間、大雨が続いていて、当日も朝方は小雨がちだった。そんなため、娘たちに言わせると、園は空いているほうだ、という。9時半ころ、園に到着、最初に入ったテーマ館は「イッツ・ア・スモールワールド」だ。約20分ぐらい並んで、入場できた。ここは、ボートに乗っていく所。ボートが進むと、世界の子供たちを模した、可愛いお人形が、それぞれの国の民族衣装で歌う「小さな世界」が広がる。そのハーモニーを聞きながら、ボートはヨーロッパからアジア、アフリカ、中南米、南太平洋へと世界一周の幸福な旅をする、そして、フィナーレは、純白のコスチュームを着た子供たちが平和への讃歌を大合唱する、という趣向だ。とっても色彩なども美しくて、突然、夢のような世界、パラダイスに来たような感覚になる。約10分間の航海は、ボートの進む速度が速いため、周囲のすべての動物や人間のキャラクターをゆったりと観賞できるヒマがないのは、とても残念だった。
この他、私たちはプーさんが登場するテーマ館にも入場した。このような、いろんなテーマ館がいっぱいあることは、後で分かったが、それらをすべて見学するのは、待ち時間があり、とても1日では見学しきれないと思える。
この他、西部の開拓時代を走る列車に乗ったり、カヌーを漕ぐ体験をしたり、したので、孫娘たちは大喜びだった。
いろんな乗り物に乗ったり、テーマ館に入ったりなど、すべて回数制限なく、入場料5800円(大人の場合)で利用できるのは、安い、と思った。