手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

最近、新聞を購読しない家庭が増えているように感じる!!

2008-10-28 18:32:19 | 社会
10月半ばの新聞週間に合わせて、読売新聞社が世論調査をしたところ、新聞の必要性が90%にのぼったそうだ。ところで、私の身の回りを見渡すと、以前から気になっていたことだが、新聞を購読していない家庭が多いように感じる。私の息子の家庭でも新聞を購読していないし、家内の友人の息子さんの家庭でも購読していない、など、予想以上にアチコチの家庭で、購読していないみたいだ。もちろん、新聞の購読そのものは、個人の自由であるが、私は、新聞の有用性をいつも感じており、できる限り、どの家庭でも新聞の購読を薦めたい。
新聞を購読しなくても、テレビのニュースを見聞したり、インターネットなどのメディアで、いつでも情報が得られる、と反論する人がいるが、新聞には、他のメディアに無い良さを沢山持っている。ニュースから始まって、趣味の欄、読者投稿の欄、人生案内や、求職、趣味、小説、スポーツや広告の欄など、日常の常識を身につける上で参考になる事柄が、紙面の中で要領よく整理されていて、必要なら、すぐ切り取って保存できるなど、ものすごく便利だ。
新聞を購読していない家庭を考えた場合、ともすれば、テレビなどのニュースを見逃してしまうこともあるだろう。例えば、今、重大な話題になっている、子供に関わる事件や事故のニュースを知らずに、我が子が同類の事件や事故に巻き込まれる、などの可能性も十分考えられる。新聞を読んでいれば、見出しも大きい記事で、すぐに親が、我が子に注意を喚起できるのだ。
私は、家に新聞があるかないかによって、子供たちの国語の能力にも差が出てくるように思う。親が、新聞の見出しを指さして、この文字は何て読む?、と質問するだけでも勉強になるのだ。このように、子供の身近に、新聞が置かれているか、いないかだけでも、教育の面で非常な差が出てきてしまう、と思う。
新聞を購読しない家庭が多くなってしまうことは、日本の将来に影を落とすことにもなりかねない、重大問題である、と思えてならない。
願わくは、どこの家庭も、子供たちが、"昔、毎朝、新聞をポストに取りに行くのが、自分の役目だった"、などの想い出を持つ、そんな環境になってほしいものだ。

コメント
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