手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

朝日新聞と読売新聞との大きな相違点--G7会議での中川財務相の記者会見問題

2009-02-18 16:59:53 | 社会
2月14日に行われた先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)において、中川財務相がその後行われた記者会見で、もうろう会見をしたことは、国内のみならず世界の批判を浴びて、昨日ついに、中川財務相の辞任に発展した。
中川財務相のもうろう会見については、昨日2月17日朝刊の朝日新聞と読売新聞ともに報じているが、両紙を比べてみると、その違いが鮮明である。
朝日新聞は1面トップで掲載しているほか、社説でも取り上げて重大問題視している。一方の読売新聞は、1面には全くこの問題を掲載せず、2面で取り上げていて、社説にも取り上げていない。
一夜明けた今日18日の朝刊では、読売新聞も中川財務相の辞任を1面トップで報じていた。思うに、もうろう会見を前日の1面紙上で報じなかった読売新聞は、もうろう会見は大きな問題ではない、と軽視して、たった一日ぐらいで中川財務相の辞任につながる、とは想像していなかったのかな?、なんて思えてしまう。だとすれば、昨日一日で中川財務相が辞任した現在になってみれば、読売新聞の、もうろう会見問題への重大性認識は非常に甘かったのではないか、と思える。
折りしも、先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の開催国で、問題の“震源地”となったイタリアでは、主要メディアが中川氏辞任を一斉に速報し、「政治統治能力が失われた今の日本を象徴」(レプブリカ紙)、「日本人は常に真剣、清廉、厳格だというイメージが崩壊した」(ジョルナレ紙)などと論評しているそうだ。
また、英国のザ・タイムズ紙はネット上に東京支局長のブログを掲載し、「世界第2の経済大国が最悪の危機を迎える中、中川氏には(国を)率いることが出来なかった」として辞任は当然との見方を示し、麻生首相の任命責任や、財務官僚の補佐能力にも疑問符をつけた、という。




最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ただのいじめ (腹辺 誠)
2009-02-18 19:56:24
中川財務省のもうろうは問題だとは思いません。
酒に酔っていたなら、大きな問題ですが、
そうだと判明しないうちに泥酔だと批判するのは間違っていると思います。
はっきりしない事をそのように大きく報じるのはただのうわさ話、
最近小中学校であるいじめとなんら変わりありません。
大人がこのような調子なので、子供もそうなるのは無理もありません。
大人にそういうことを改善してもらいたいですね。

返信する
いじめではない、と思います (お蕎麦やさん)
2009-02-19 17:04:33
日本を代表する財務大臣がもうろう発言したことは、
日本の恥であり、大きな問題だと思います。たとえ、酒に酔っていなくても、醜態を演じたこと自体、大きな問題であり、国のリーダー/国民の模範であるべき国会議員が、その責任を取ることは、当然です。
決して、中川さんをいじめている、とは思いません。
子供さんたちには、中川さんのような大人にならないように、しっかり育ってほしいものです。


返信する
私も”いじめ”だと思う。 (サカイ)
2009-02-20 17:10:55
はっきりとした原因がわからないのに
醜態を演じたと責め、騒ぎ立てる事こそ
間違ってる。国のリーダーだって
普通の人間で外国へ行った事での
時差ぼけやG7での気苦労などなど
心身共に疲れが溜まるのは当たり前。
そんな時たまたま風邪薬の
副作用で眠気が出てしまうという事も
あるはずだ。外国のメディアが
何と言おうと、我々日本人は我々の
選んだリーダーの健康をまず心配し、
サポートするのが本当ではないのか?

一糸乱れぬ完璧な体裁、巧みな演説、
そしてカリスマ的リーダーが必ずしも、
よい世の中を作るとはかぎらない。
ヒットラーがそのよい例である。

返信する
もし外国の要人だったなら? (坂本勇)
2009-02-22 08:18:51
辞任は、世の自然な流れでしょう。
どんな理由であれ、醜態を演じた責任は免れない。
国のリーダーたる自覚に
欠けている。その責任を取って辞任するのは、
国でも企業でも当たり前です。
もし外国の要人が中川氏みたい言動をしたなら、
やはり辞任したハズ。
そもそも今回の件で「いじめ」という言葉を使うのは
適当でない。NHKや朝日、読売でもそんな言葉を
公然と使っていない!。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。