手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

なんてこった!!またも起こった「いじめ」による自殺!教育行政は最悪だなぁ

2015-07-08 21:03:29 | 教育
本日(7月8日)生放送のテレビ朝日系番組「モーニングバード!」では、去る7月5日に、岩手県の中学2年男生徒がいじめを苦にしたとみられる自殺の事件について報じていた。岩手県のJR矢幅駅で、町内の中学校に通っていた村松 亮君(13)が、列車にはねられ、亡くなったのだ。亮君は、担任の40歳代の女性教師とやりとりしていたノートでいじめ被害を訴え、死の直前には「もう死ぬ場所は決まっている」などと自殺を示唆していたが、担任からのコメントは「明日からの研修、楽しみましょうね」といったものだった。
同番組では、自殺から1日以上経っても担任に真相を尋ねなかった校長に対して、女性アナが「いの一番に担任から事情を聞くべきだったのでは?」と質問したが、校長は、「いろいろと他のことへの対応が忙しくて・・」などと、まるで他人事のような受け答えをしていて、いたって淡々とインタビューに応じていた。番組を見ながら、私には、悲痛のどん底にいるはずの校長とは思えないような受け答えの態度に感じられた。私の思うに、今回のいたましい事件は、明らかに学校側の不手際が招いたものだ、と思う。
今日の番組を見て、このような担任や校長がいる学校では、いじめによる自殺は、起こるべくして起こってしまったのだ、と思わざるを得ない。
昨日(7日)の保護者説明会では、学校がいじめがあったかどうか調査していることなどを報告したそうだが、保護者は不信感を示したというが当然であろう。このような学校には、親としては安心して学校に子供を預けられないな、と思ったものだ。
思えば、いじめによる自殺は、もう何十年も前から起こっていて、未だに、同じような事件が起こっていて、有効な再発防止策が講じられている、とは決して思えない。学校を管轄する政府・文科省は、何をしているのか?
今回の事件を受けて、町教育委員会は、学校の調査結果を受けて対応を検討する、としているそうだ。私は、このようなやり方は、実に生ぬるいと思わざるを得ない。「死人に口無し」と、ばかりに責任の所在をハッキリさせないまま、ウヤムヤの結論にされかねないような気がしている。学校側に調査を任せるのではなくて、教育委員会そのものが調査に乗り出す、とか、警察に捜査を任せるなど、すべきだと思う。今回、表舞台となった学校では、校長も担任教師も、その対応からみて、教育者としての資質の面で失格だ、と思う。今回と同じように学校側の不手際で、過去に何回となく類似のいたましい事件が発生していることを考えると、教育者としての資質に問題がある人物が、野放図に全国にまだまだ散らばっているように思えてならない。過去の事件を振り返ってみると、ほとんどが、今回登場した担任や校長などのように、学校側の不適切な対応に行きつくものばかりだ。教員免許はどのような基準で授与しているのだろうか?単に学問の知識だけの力量で授与しているとは、思えないが、それよりも、精神面・心の面、人間性の面で生徒を指導するにふさわしい力量を重視した上で、免許を授与すべきだろう。
それにしても、自殺した村松 亮君の気持ち、どんなにか辛かっただろう、どんなにか悔しかっただろう。どんなにか寂しかっただろう。もしも、担任教師が、君がノートに書いた文章に対して、「明日からの研修、楽しみましょうね」なんて、トンチンカンなコメントしか書けないような教師ではなかったなら、と思うと残念でならない。
本日は、村松 亮君の葬儀が行われた、という。例の校長、担任の教師も出席したのだろうが、二人はどんなツラ(面)して、出席したのだろうか。
村松 亮君のご冥福を心からお祈りしている。