手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

NHKの心変わり!? 森友文書は「書き換え」から「改ざん」へ

2018-03-29 23:56:54 | 社会
これまで、一貫して「書き換え」という文言を使っていたNHKが、今朝7時のNHKのニュースでは、「改ざん」という文言が使われていた。
3月初旬以降、森友文書に関しては、今日まで、それがなぜ改ざんする必要があったのか、など国内の政治問題として大問題に発展し、去る27日には、国会で、前理財局長の佐川氏の証人喚問が行われた。
ところで、この問題に関しては、「書き換え」前の文書の存在とその内容が明らかにされて以降は、新聞各社やテレビ放送各社は、一様に「書き換え」でなく「改ざん」という文言で報じられるようになった。というのも、「書き換え」前の文書は、安倍自民政権の屋台骨をゆるがしかねない、都合の悪い文言があちこちに明記されていて、従来国会に提出されてきた、いわゆる「書き換え」後の文書には、これら都合の悪い文言が根こそぎ削除されていたからである。
このようなことで、安倍自民政権は、「改ざん」という文言を使うことを避けているようだ。ちなみに昨日テレビ出演していた自民党の山本一太議員も、「書き換え」という文言を使っていた。
一方、公共放送であるNHKだけは、これまで「改ざん」という文言を使わず、常にニュースを報じてきていて、安倍自民政権に歩調を合わせているように見えた。でも今朝7時のNHKのニュースでは、「改ざん」という文言が使われていた。これまで、報道各社や民放のテレビ各社が「改ざん」の文言を使っているのに不思議だった。もしかすると、「改ざん」の文言を使うことをNHK会長から許可されたのかな?と勘繰ってしまう。何故って、NHKの会長になるのには、政権の認可が必要だからである。


森友文書問題で分かった新聞各社の安倍政権への報道姿勢・肩入れ度

2018-03-13 13:10:50 | 社会
去る(2018年)3月2日に朝日新聞が一面トップで報じた、「森友文書の書き換えの疑い」については、以来、連日のように国会での野党追及が続いており、国会が大混乱をきたしてきている。そして、昨日(12日)になってようやく安倍政権が書き換えの事実を認めた。
この件を今日13日の朝刊で新聞各社がどのように報道するのかなあ、と興味深く思って、主要新聞を見てみた。
そこで、分かったことは、一面トップの見出しの文章の中に含まれている文言が大きく2種類に分かれていることだ。これって非常に興味深い事実だ。一つは「改ざん」、もう一つは「書き換え」の2種類だ。「改ざん」と「書き換え」とは、似たように思うが、ニュアンスは全く異なっていると思う。各社の見出しは次の通りだ。
朝日新聞は、「財務省 公文書改ざん」
読売新聞は、「森友14文書 書き換え」
毎日新聞は、「森友14文書 改ざん」
東京新聞は、「森友14文書 改ざん」
産経新聞は、「森友書き換え 理財局指示」
このことから、私なりには、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞の3社は、安倍政権に対して政権崩壊をも迫る、野党的な姿勢をもって記事を載せているのかな、ということが感じ取れるのだ。一方の読売新聞と産経新聞の2社は、それとは逆の姿勢が感じられ、安倍政権に対して、甘い姿勢がうかがえるように思うのだ。