それは、私が日本大学の学生だったときのことだった。この日は国電の神田駅から歩いて数分の所にあった丸石自転車の本社でアルバイトをしていた。そこでは、私は、丸石自転車の4~5人の社員とともに、同社が全国の顧客に向けて発送するための封筒に宛名書きをしていた。40-50代ほどの女性と30歳前後の男性社員2~3人とともに、世間話をしながら、和気あいあいとした雰囲気の中で宛名書きをしていたものである。ちょうど、この4月10日は、正田美智子さんが皇太子殿下と結婚され、その結婚パレードがテレビ中継されたので、当然、宛名書きをしながら、この話題で盛り上がったものである。
このバイトは何日間か続けたのだが、その終わりごろのこと、こんなことがあった。-- ある日のこと、私のいる部屋の隣の部屋に、新人らしい女性が配属された気配があった。そうした中で、トイレとか昼食などで部屋を出入りする際に、偶然に、私は、彼女を何度か見かける機会があった。私には、彼女が、いかにもあか抜けしていない田舎娘らしい女性に思えた。それで、その彼女を一目見たとき、すぐに好きになってしまったのだった。たしか、彼女は、「こんの」さんという名前だったと思う。今、想えば、彼女は私の大学時代の初恋の女性であった。
このバイトは何日間か続けたのだが、その終わりごろのこと、こんなことがあった。-- ある日のこと、私のいる部屋の隣の部屋に、新人らしい女性が配属された気配があった。そうした中で、トイレとか昼食などで部屋を出入りする際に、偶然に、私は、彼女を何度か見かける機会があった。私には、彼女が、いかにもあか抜けしていない田舎娘らしい女性に思えた。それで、その彼女を一目見たとき、すぐに好きになってしまったのだった。たしか、彼女は、「こんの」さんという名前だったと思う。今、想えば、彼女は私の大学時代の初恋の女性であった。