手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

固体燃料ロケット「イプシロン」の打ち上げが急きょ中止

2013-08-27 20:41:35 | 社会
今日は、午後1時から始まっていた社交ダンスの講習会に参加していた。
その講習中、部屋の壁際に置いていた袋の中の携帯電話の着信音が鳴り響いた。取ってみると、小学3年生の孫娘からだった。話を聞いたら、
「いま、イプシロンというロケットの打ち上げをやってるけど、カウントがゼロになっても飛び出さなかったよ」と、言う。
孫娘には、以前、私が鹿児島で、ロケット打ち上げの仕事をしていたことを話ししたことがあって、それで、今日のロケット打ち上げのニュースを、いち早く私に知らせてくれたようだ。
その後、彼女からは、「ねえ、ねえ、むーちゃんは、いつごろ、ロケットの仕事をしていたの?」とか、「どんなお仕事をやっていたの?」と質問された。
私は、”今から43年前のころだよ”、と言ったら、「じゃあ、ママが生まれる前だったんだね」という声が返ってきた。
更に、私が、”むーちゃんがやっていたのは、空に飛び上がったロケットが、どの辺に飛んでいるかを、目に見えない電波を使って調べる仕事をしていたんだよ”、と、言ったら、「フーン」と言っていた。
そう言えば、今夜7時のNHKニュースを観ていて、今日の打ち上げ時は、テレビで実況生中継されていたことを知ったし、打ち上げの模様を全国から多くの見学者が来ていたことも知った。テレビ画面に現れた鹿児島県の内之浦発射場は、私にとっては、実に懐かしい。
それにしても、全国から訪れた見学者には、とても残念だったことだろう。
一方で、打ち上げは、発射管制系統の不具合で、発射時刻の数十秒前に突然中止されたそうだが、中止は致し方ないだろう。なにしろ、打ち上げが成功しなかったら、数百億円以上もする莫大な費用が無駄になるのだから。