min-minの読書メモ

冒険小説を主体に読書してますがその他ジャンルでも読んだ本を紹介します。最近、気に入った映画やDVDの感想も載せてます。

日本映画『飛べ ダコタ』

2013-10-10 21:07:28 | 映画・DVD
日本映画『飛べ ダコタ』

封切日:2013年10月5日
監督・脚本:油谷誠至
キャスト:比嘉愛未、窪田正孝、柄本明、ベンガルほか

シネマトゥデイの紹介文から(とても良くまとめられている)

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ストーリー:終戦から5か月後の昭和21年1月14日。上海から東京へイギリス総領事を送る途中だったイギリス空軍要人機ダコタが悪天候に見舞われ、新潟県は佐渡島にある高千村の海岸に不時着する。ダコタは砂に埋もれ、滑走路もないことから乗組員は島にとどまることを強いられる。敵国であったイギリス軍人を前に、戦争で家族を失った者、いまだ戦地から戻らぬ息子を待つ者も少なくない住民たちは複雑な感情を抱く。だが、ダコタの第一発見者である千代子(比嘉愛未)の父で村長の新太郎(柄本明)は、率先して彼らを温かに迎え入れる。

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この映画を観たかった理由はただ一つ“ダコタ”を見たかったから。
冒険小説好きな者たちにとってこのダコタ(DC-3)ほど胸が躍る飛行機はないのではなかろうか。
ダコタが登場する作品で有名なところでは

・「ちがった空」ギャビン・ライアル著
・「鷲は舞い降りた」ジャック・ヒギンズ著
・「DC‐3の積荷」グレイグ・トーマス著
・『飛越』ディック・フランシス著

が頭に浮かんで来る御仁が多いかも。
日本の冒険小説では森詠氏が取り上げてます。愛機キャサリンを飛ばす北一馬の「さらばアフリカの女王」と「風の伝説」。それと「燃える波濤」でも度々登場させてます。

尚、僕は未読ではありますが他にも
・「緑の地に眠れ」ダンカン・カイル著
・、「クメールからの帰還」ウィルバー・ライト著
があるようです。

今は亡き日本冒険小説協会の会長であった内籐陳さんはダコタに乗りたい一心でフィリピンまで出かけて乗ったとか。それほど魅力的な輸送機なのです!

映画の出来はさしおいて、もっともっとダコタを飛ばして欲しかったぁ。そしてコックピットや機体内部も写して欲しかった。
最後の離陸するシーンが一番感動的だったのだけどあまりにあっさりし過ぎ。あの爆音が耳に残るぅ。








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