min-minの読書メモ

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米国映画『ジャックリーチャー Never go back』★ネタバレ注意★

2016-11-13 16:42:03 | 映画・DVD
米映画『ジャックリーチャー Never go back』2006年制作

オススメ度:星3半

原作: リー・チャイルド
監督: エドワード・ズウィック
配役: トム・クルーズ、コビー・スマルダーズほか

前作『アウトロー』の続編とあるがストーリィがそのままつながっているわkrじゃない。本編の原作はこのシリーズ18作目のようだが筆者は読んでいない。
主人公のジャックリーチャーは元米軍のMPの将校であり、相変わらず米国内を漂流している。何故か忘れたがその彼が元同僚であった女性将校に電話し会いに行ったところ、彼女はすぱいようぎで刑務所に収監された後であった。勿論リーチャーは彼女を脱獄させるのであったが、その二人を執拗に追いかけ抹殺しようとするグループが出現する。
この後はネタバレになるので読みたくない方はパスして頂きたい。

このグループは何者!?ここからは割とよくあるストーリーになるのだが、要は軍内部の高官とこの民間軍事会社との謀議でアフガンから撤退時に武器の横流しを計った。それをMPの女少尉の部下2に探らせて証拠をつかんだのだが、そこから民間軍事会社の暗殺部隊が暗躍し始める。
リーチャーと元同僚の女少尉はこの冤罪を晴らすべく奔走し、暗殺者の攻撃をからくも躱すのであった。
ところで前作アウトローでも感想を述べたのであるが、映画と原作のジャックリーチャー像は全く異なる。原作ではかなりの大男なのだが、演ずるトムクルーズはあの通りの小柄な男優 である。そのギャップを埋めるのはトムの俊敏なアクションだろう。特に今回は銃器に頼らずトムの拳が炸裂して小気味好い。
また前作の無表情な冷血漢とも取れるジャックリーチャーであったが、自分の落とし子かもしれない16才の少女を前にして、表情が一変し、情緒豊かな表情へと変わるシーンも見所か。
原作を読んでから観たいというお方には現在この作品が邦訳されている事をおしらせしたい。講談社文庫から今月発刊されたそう。
余談だがこの作品はトムの方から熱望して制作したものらしい。監督はかって『ラストサムライ』でタックを組んだエドワード・ズウィック。









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