白川 道著『海は涸いていた』 新潮社 1996.1.20第1刷1,700円+tax
オススメ度★★☆☆☆
う~~ん、かなり出遅れて読んだ作品か。発行当時(もう、13年も前か!)に読んでいればそれなりの評価をしたかも知れないのだが、今読むと、プロットの構成、人物造形の仕方、どれを取っても旧態依然とした印象を持ってしまい、更に悪いことに別にネタバレされていたわけじゃないけども容易に結末が分かってしまうという、何とも間が悪い読書となってしまった。
いわゆる“ハードボイルド的ハードボイルド”を目指した作品であるのが痛いほど伝わってくるのであるが、もうこの手の作品には食傷してしまい、残念ではあるが他の人にお勧めできる心境にはならない。
改めて読む時機を逸してしまった自分が悪いことを最後に記しておく。
オススメ度★★☆☆☆
う~~ん、かなり出遅れて読んだ作品か。発行当時(もう、13年も前か!)に読んでいればそれなりの評価をしたかも知れないのだが、今読むと、プロットの構成、人物造形の仕方、どれを取っても旧態依然とした印象を持ってしまい、更に悪いことに別にネタバレされていたわけじゃないけども容易に結末が分かってしまうという、何とも間が悪い読書となってしまった。
いわゆる“ハードボイルド的ハードボイルド”を目指した作品であるのが痛いほど伝わってくるのであるが、もうこの手の作品には食傷してしまい、残念ではあるが他の人にお勧めできる心境にはならない。
改めて読む時機を逸してしまった自分が悪いことを最後に記しておく。